このままシュプールとラフィは結ばれて幸せな人生を歩むはずだったのに。
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このままシュプールとラフィは結ばれて幸せな人生を歩むはずだったのに。
シュプールの昔話ですか。何故「あっち側」行ったのかがあきらかになる。
「また騙されるかもって思わなかった?」と問うロバリーに
「それでも助けたと思うっす」と答えるクルニ。剣を交えて相手の本質に気がついたのかな?
けれど命懸けな戦いを「楽しかった」って凄い、というか「どうかしている」。
ロバリーを手当てをしたクルニ。手当ての心得があっただけじゃなくて、包帯なんかも持っていた。剣士にとって必需品なんだ。
戦いながらクルニの戦法を分析するのはそれだけ実力があるということになる。嫌な奴なのは変わらないけれどね。
この男の目を見ると少しイラッとする。実際に剣を交えた相手も同じ気持ちだったかもしれない。その隙をついて勝ち残ってきたんだろうな。
残念ながらクルニには通じなかったようだ。さてその結果はどうなる?
生き残る為なら何でもやる。恥も外聞も関係ないのか。少しくらい顔が良くても女の子にはモテないぞ。
肉を切らせて骨を断つ、という言葉は知っていた。けれどそれを体現する人がいるとは思わなかった。
フィッセルもウロもぎりぎりのところで戦っているんだな。勝敗の分け目はほんの僅かかもしれない。けれど結果の差は小さくない。
攻撃を受けて傷ついても祈るのを止めないウロ。祈る事が魔力の源になるのか?
僅かなミスが最悪の結果を招く中にいても平常心を保っているフィッセルとクルニ。常日頃の研鑽と鍛練の賜物か。
それでも上には上がいるんだよね。
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~
072話
第27話「おっさん、剣を抜く!」(2)