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いくら美味しいからと言っても皆リナさんに頼りすぎ。「食べたい、食べたい」の波状攻撃に身も心も休まらない。タイトルにある「のんびり」は何処に。
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いくら美味しいからと言っても皆リナさんに頼りすぎ。「食べたい、食べたい」の波状攻撃に身も心も休まらない。タイトルにある「のんびり」は何処に。
海は人を子供に還すという不思議な力を持っている。
ウニの殻を平気で持てる昼間さん。でも足に這い上がるフナムシには悲鳴をあげる。誰にでも苦手な物がある。
美味しい物を食べて幸せな気持ちになるのは良くわかる。でも少しユルすぎるでしょう。ましてや夫婦でダイエット中というのに。
食べた事の無いものを勧めるのに、相手の事を第一に考えている。なかなかできない事と思う。
向こうから見て異世界から来て、見た事も聞いた事もない物を広めるのだけど、何の抵抗も無く受け入れてくれる。おおらかというか、こだわりが無い人たちでよかった。そして、一緒に働くイケメン君のおかげで店は連日繁盛。この法則は世界をこえるのか。
一回だけとか、ルールを決めてとか言ってふたりソロキャンプにあまり乗り気でなかった厳。この変わり要は何だろう。正に食でつながったふたり。
ところで、炭は土には帰らない。知りませんでした、ではすまない。無知は罪ですね。
作った料理を美味しそうに食べる。そんな顔を見ているだけで幸せな気持ちになる(それを見ているこちらも幸せな気持ちになる)。そして心に秘めた思いが言葉に…出そうになった。雫本人もびっくりしている。
ここまででも大変だったのに、まだ入り口とは。焚き火の奥はまだまだ深い。針葉樹と広葉樹。木の質が変われば、炎の質が変わるのも当然だろう。教えてもらったそのお礼に料理の腕を振るう雫。出会った頃を思えば格段の進歩。
失敗を糧にして焚き火を成功させた雫。嬉しい気持ちはよくわかる。でも少しはしゃぎすぎ。厳もどうしたらよいか戸惑っている。雫もまだそこはまだ子供なのかな?
焚き火という一見簡単な事でも、否簡単だからこそ奥が深い。失敗を経験しているからこそ伝わる事がある。前回の「師匠失格」は失言でした。すみません。
聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
013話
#5(2)/あとがき