阿多妃に駆け寄ろうとして、転んでしまった里樹妃。ここに里樹妃の立場と心情が痛いほど感じる。もし妃でなかったら、このような悲しい別れはなかったかもしれない。
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阿多妃に駆け寄ろうとして、転んでしまった里樹妃。ここに里樹妃の立場と心情が痛いほど感じる。もし妃でなかったら、このような悲しい別れはなかったかもしれない。
今無き下女のために、堀に手向けの酒をおくる阿多様のお顔は涙なくしては見られない。
優しくしていただいた方を守るために罪を被る。珊児さんの思いを否定したくないけど、美談にするのもちょっと抵抗がある。
猫猫の父親の名を聞いた時の風明さんの顔が怖い。穏やかな表情の裏に隠された暗い面が表に出たような。
あのような状況で高順に助けを求めても立場上無理だったと思う。玉葉さまがみえなければ…修羅場だ。
変態いよいよ本領発揮か?ではなく里樹妃にまつわる謎はどうなる。
里樹の蜂蜜嫌いを話さない。その訳はこれから明かされるだろう。ただ、貴人に仕える者のすることじゃないな。
処刑されるなら、毒殺にしてほしい。いくら平民とはいえ、このようなことがいえるのは、いかなる処分も受け入れます、という意志表示なのか?
宦官も嫉妬する。それは湯飲みを握り潰すほど強い。自分の思いが通じないもどかしさ。まわりはわかっていても、肝心の本人には伝わらない。靴の下から足を掻くとはこのことか。
ひと目あったその日から、恋の花咲くことも…あるんだねぇ。ふたりの顔から熱い一時だったのが手に取るようにわかる。
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
027話
第十三話 解雇-1