ここまでくるとエレミヤを綺麗事ばかり言うという非難も非難じゃなくなるよ。
ユミルはもう、どうしようもないじゃん。エレミヤは国民の前で裁かれねばならないって言うけど、ユミルが反省しようがしまいが処刑一択だし、仮に反省しても国民はもうそんなのどうでもいい所まで来てるから情状酌量なんて絶対認めない。自分の不幸を嘆きエレミヤを怨みながら首を斬られるか、反省した言葉に石を投げ返されて失意のうちに首を斬られるか…
エレミヤは国乗っ取りのために合法的に王と番を廃したくて、ユミルに今亡くなられたら困るから、だからユミルの快癒を祈ってる。だって本当にユミルを気遣ってるなら亡命でも何でもしてやれるでしょ、この王妃様。
親切や慈愛の心で祈りを捧げてるんじゃなく、ユミルを自分が考える瞬間に民衆の前に晒すために、ユミルの気持ちとかを二の次で考えてる人に、「病床の番様のために祈祷の鐘を鳴らしましょう」とか言われてもなぁ…
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運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう@COMIC
050話
第24話(2)