5.0
丁寧な描写と展開は逸品です
婚約者に捨てられた直後に、より素敵な人と婚約する…というだけなら他にも色々な作品がありますが、この作品はそこまで性急に物語が進まない。ちょうどいい速度で、ターナやゼトの気持ちが変化していくのが、読んでいてもどかしくもあり、応援したくなる。また婚約者のウィルも、初めは、「お家の事情なら仕方ないのかも」と少し同情していましたが、直近の話でそれを見事に打ち砕く描写。これで心置きなく、ターナとゼトの恋を応援できます!続きがとても楽しみです。
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79746位 ?
婚約者に捨てられた直後に、より素敵な人と婚約する…というだけなら他にも色々な作品がありますが、この作品はそこまで性急に物語が進まない。ちょうどいい速度で、ターナやゼトの気持ちが変化していくのが、読んでいてもどかしくもあり、応援したくなる。また婚約者のウィルも、初めは、「お家の事情なら仕方ないのかも」と少し同情していましたが、直近の話でそれを見事に打ち砕く描写。これで心置きなく、ターナとゼトの恋を応援できます!続きがとても楽しみです。
最新話まで読んでます。
こんなにもどかしい状態が長く続くなんて!でも好きです。読んじゃいます。
でも、記憶喪失展開はちょっと、え…と思ってしまいました。
と思ってしまうほど、とても素敵な方です。
田中さん自身が抱えるコンプレックス、生きづらさは、自身にも共通するところがあるので苦しい。でも、田中さんみたいに素直に、謙虚に、周囲に優しくできない。だからこそ憧れる。
この作品は、よく「男女逆転版大奥」と紹介されます。間違ってはいないです。でも、足りない。そんなものじゃない。
徳川3代将軍家光の折から、なぜ将軍が女となったのか、その後、江戸幕府がなくなるまでどのような歴史を辿ったのかが丁寧に描かれています。
もちろん現実は、徳川将軍が女だったわけではない。でも、もしかしたらこういう歴史があったのかもしれないと思えるような描写がそこかしこにある。教科書で習う史実を丁寧に組み込んでいるので、話の流れに無理がない。
そして将軍が変わると大奥のメンバーも変わる。それによって人間模様も変わる。悲しい話、切ない話も多く、やりきれない気持ちにもなる。でもそれを上回る魅力が、この作品には溢れています。
時代、性別、関係性が異なる、環と周の物語。
時には夫婦、時には友人、時にはご近所さん。共通しているのは、各話の中心が、環と周ということだけ。
それぞれの物語に、分かりやすい派手さはありません。でもそこがいい。悲しい話もあれば、ホッとする話もある。色々な、環と周の物語があります。
私個人は、昭和のご近所さん同士の話が好きです。
中年ゲイカップルの、食事を中心とした日常のお話。よしながふみさんは、とにかく人の気持ちの機微を描写するのが上手い。
大きな事件も起きない、日々の生活の話がここまで引き込まれるのは、そのセリフや表情に、人間臭さや、共感を生む力があるから。
仕事の話、友だちの話、家族の話。現実と同じように、時が流れて行くからこそ生まれる何気ない変化の話。1話1話に読み応えがあります。
とにかく絵が綺麗で見惚れます。
後宮内で起こる色々な事件を、出しゃばるでもなく、スマートに解決して行く物語。一つ一つは関係なさそうな事件だけど、これが後々どういうふうに繋がっていくのか、すごく楽しみです!
特徴はないです。ストーリーは、タイトルそのままです。推しが上司として着任して、付き合って、何かにつけて甘い言葉を吐いてくれる。そんな感じです。
異世界転生もの。
主人公が、好きな物語の悪女に転生し、既存のストーリーを踏襲しないよう画策するところから始まります。
主人公のルールとカリックスの関係や、お互いへの気持ちが二転三転し、なんだか付いていきにくい。絵は綺麗。
最初は、よくあるタイムリープものかと思っていました…が、気づいたら夢中になっていました。
序盤の、ビアンカを取り巻く周囲の冷たい反応、ザカリーとのギスギスした関係。そこから徐々に雪解けし、お屋敷の人だけでなく、領民たちからも信頼を得て行く様子が丁寧に描かれています。ザカリーとの関係の変化も、途中もどかしかったり、ハラハラしたり、ドキドキしたりと、たまりません!今メチャコミ作品の中で1番更新を楽しみにしている作品です。読んで損はありません!
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針子の侍女は愛妃になる