2.0
終わり方が肝心
結構重いテーマ、どのような話になるか興味深々で読み始めました。
母親の自殺がきっかけで通院し始めた司と、精神科の担当医なったヒロイン。
患者の病気に真摯に対応していくうちに恋愛感情が芽生えるのはタイトル通り。
司の幼馴染は独りよがりな愛情で司の病状を理解せず、司の症状を悪化させるし
ヒロインは親に子供時代からずっと不当な扱いを受け今でも苦しんでいるし。
2人で暮らし始めてからも司の病状は悪化、一体どうなるのかと思っていたら、薬の過剰摂取。
もうこれはと言うところで、母親の遺書を読ませると、翌日変わった様子の司。(27話最初)
2人で遊園地に行き、その途中で司は失踪、後日ヒロインの妊娠発覚。
親に報告したら縁を切られるがある意味親の呪縛から解放される。
司はヒロインを愛しているからこそ離れる事を決心したと知り、無事出産し、29話ではいきなり失踪から5年経過。
最終話では無事司と再会できるんだけど、なんか不完全燃焼です。
ドロドロした話が長くて、遺書を読んだ翌日にはまるで元通りみたいになっていて、失踪中に司がどうしていたか
全く描かれていないのに、幼馴染の女の子は過去のことをヒロインに謝る描写は詳しくてアンバランス。
そして、再会した瞬間に終わり。子供と3人での会話の一つでもあればよかったのにね〜
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転移性恋愛~精神科医のタブー~【フルカラー版】