5.0
一気に読んでしまいました
精霊の加護がある国のお話。
王妃ではあるものの精霊の加護がないヒロインヴェラは、夫である王に離縁を伝えられます。
国の為に精霊の加護がある女性と結婚して国を繁栄させたいと…
実家からは離縁を理由に共もつけてもらえず追い出され、縁を切ったような状態で一人曽祖父母の屋敷で生活を始めます。
苦手だった人前に出る事もなく、気楽で自由な生活を楽しみつつも、それを話したり共有できる相手がいなくて少し寂しさもあった中、夫の兄である第一王子アランがヒロインの屋敷を訪ねてきます。
アランは冬の高位精霊の加護を受けた為、加護の力が強すぎて王位継承を諦めて国の端へ移住してひっそり暮らしていますが誠実で心優しい人。
ですが素手で触れた人を凍らせるほどの加護のせいで人から避けられ、また自身も常に寒さを感じたまま…食べ物も飲み物さえも冷やしてしまう加護の力のせいで笑顔さえ失っていました。
それが何故かヒロインの屋敷では暖かさを感じたり、飲み物は熱いままだったりと加護を受けてから得られなかった幸せな時間を経験します。
何より他の人と違って自分を避けたり逃げないヒロインの温かさにも癒されたのか、何かと理由をつけてはヒロインの屋敷に通うようになります。笑
お互い辛い経験をしてきた事、真面目で優しい所など似たような性格からか、本音を話せる友人から惹かれ合う関係になるまでが最新話までです。
2人の関係性以外にも、元夫や再婚相手候補の問題、ヒロインが去ってからの城内の事などこの先の不安感も描かれています。
今後は元夫が後悔する事になるのかもしれませんが…
けどそんな事より2人の距離が近づいていく様子にほっこり。
そしてアランの涙に辛かったよね、よかったね!と共感!
元夫がヒロインを取り返そうとしない限り別にざまぁ〜はみたくないし、何ならみんなハッピーエンドでいいじゃない!と思える不思議な作品。
元夫に悪意がないヒロインや、弟を可愛いと思ってるアランは優しい人達だからざまぁ〜は似合わない気がします。
弟がこのまま引き下がってくれる展開になるといいな!
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もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活