なんかすごい方向からの大きなお世話が降ってきて、びっくりなんだけど···
で、この子たちは五十嵐のなんなの??
五十嵐のことずっと好きだっただけの赤の他人と、勘違い?見当違い?な見識をダラダラ述べる仲間たちなだけだよね。
いいぞ、椿。勝手な思い込みには反論してやれ。
でもたぶん話は通じないだろうから、切り上げて帰っていいよ。
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なんかすごい方向からの大きなお世話が降ってきて、びっくりなんだけど···
で、この子たちは五十嵐のなんなの??
五十嵐のことずっと好きだっただけの赤の他人と、勘違い?見当違い?な見識をダラダラ述べる仲間たちなだけだよね。
いいぞ、椿。勝手な思い込みには反論してやれ。
でもたぶん話は通じないだろうから、切り上げて帰っていいよ。
家同士で決めた政略結婚だったんだよね?
父親同士とかで話したのかと思ったら、代理人とかだったってこと??
ハリージュが飲んだみたいになっちゃってるっていうか、実は飲んじゃったの??
彼はすでにロゼのことが好きだったんだよね、自覚がないだけで。それが薬を飲んだ彼女の振る舞いに刺激されて、揺るがぬものになってしまった。
こうなると、惚れ薬の威力って思わぬ方向にも影響を及ぼすのね···
にも関わらず、それが恋だとわからないハリージュ!!
なんて残念なお方なのか。もう少し恋愛経験のある人だとよかったのに。
ロゼのその後の鉄壁の態度が完璧なおかげで、あれが恋心が増幅されたものなんだとはつゆほども思ってないし。
なんだか前途多難な感じだけど、ハリージュが本能的に会うことを継続させたおかげで、まだ進展する道が残ってよかったわ。
あらあら、そういうこと?
ロゼがなぜ名前を呼ばせないのかがわからないから仕方ないけど、商人は呼んでたしね。
でも、怒ってたのに呼んでしまったよね。呼びたかったから。
薬を依頼して会う口実を作ったわね(笑)
ロゼは一人で生きてきたから、踏み込むのも、深入りしたあとに失うのも怖いんだろう。そもそも身分が違うし、自分は魔女なのだから尚更。
だからハリージュが少し察してくれるとありがたいんだけど、ロゼの鉄面皮もなかなかだし、この人も恋愛経験値が低そうだし···先は長いかしら。
ほら、来たでしょ??
そして薬の効果は切れてるから忘れろと言われて、ショックを受けてる。
テーブルクロスも片付けられてるし···
薬の効果だったとしても、それまでの交流が無かったことになるわけではないし、あの時ロゼの好意も少しは感じていたのかな。
何よりそれが嬉しかったのだろうし、実際そうであってほしかったのかも。いやロゼは好きなんだけどさ。
え? 別口の呼び出しなの??
乃愛ちゃん、心配したとおりになってるよ。
そして椿は忠告聞いてないよ···
あらあら···
五十嵐だってまだまだ大人じゃないからなぁ。
なんでも察して先回りして動いてくれるような大人のスパダリなら助けてもらえるけど、椿も五十嵐の気持ちも考えないと。
って、自分のことでいっぱいいっぱいだもんね、今は。
沙織 ちゃん、ありがとう。
椿はまだ、言ってもらえないのも辛いってことがわからんのだよね。
逆の立場で考えたら、相談されないのは信頼されてないみたいだし、相談してくれれば面倒くさいなんて思うはずないことがわかるんだけどなあ。
ぎゃふんと言わせてヒロインから遠ざければいいのかと思ってたけど、信じられないくらい頭が悪いので、自分の立場を危うくしても尚ヒロインへの攻撃を止めない継母をどうしてくれようと思っていたら···
公爵は徹底的にやるつもりなのね。伯爵夫人の座も失わせようとしてる?
それから彼女の行いを知っていながら、娘を守らなかった父伯爵にも鉄槌を!
レオーネが格好いい! 男前すぎる!!(もう何度目···)
なぜそんな重要なものを渡そうとするのかと思ったけど、そういう密約になってたのか。ベルトルドは禁呪を使用するつもりもなくて、むしろもう封じてしまいたかっただろうけど、アルデーリアの支援を受ける為には仕方なかったのかな。
それを渡す相手がアルデーリア国王ではなくて、レオーネでよかったね。同じ懸念を抱いてるから不用意に行使することはないと思って渡したのだろうけど、彼女からの返答は予想以上のものだったのでは?
レオーネとしては、これでようやく彼の重荷を分かち合えるということだろうけど、この反応にベルトルドが落ちた。
そりゃそうだよね、元々好きだったのに(たぶん)この場面でもっともらしい理由をつけて弱みを全ては渡させず、一人で抱え込まなくていいと、信用してほしいと言ってもらえたのだから。
ベルトルドはここまで困難な人生だったはずだけど、常に堅実な判断を下して生き延びてきたのではないかな。それが結果的に今回の大惨事を回避できたことに繋がる気がする。要は人間性だよね。
だけど、出自を知れば今の立場は仕方のない状況なんだろうけど、だいぶ前にも書いたけど、何もかも一人で背負い込みすぎてる。これをきっかけに少しは周りを頼ってほしいし、レオーネにも甘えてほしいぞ。
隣の席の、五十嵐くん。
121話
第41話 譲れないんです。(1)