幼馴染みのことをあれこれ言われたくないし、気にしすぎるのもよくないけど、これは五十嵐がちょっと無神経では?
気にしてるの知らないわけじゃないんだし。
むしろ安心させようとしたなら、下手くそすぎる。
-
2
90位 ?
幼馴染みのことをあれこれ言われたくないし、気にしすぎるのもよくないけど、これは五十嵐がちょっと無神経では?
気にしてるの知らないわけじゃないんだし。
むしろ安心させようとしたなら、下手くそすぎる。
この人いくつなんだろ
あー、こうなっちゃうのか。ちょっと予想はしてたけれども。
レオーネは和平の為に嫁いで来たとは言っても、普通の姫がする以上のことをしてくれて、元から好きだったのもあって衝動的に行動してしまった結果、拒絶されたとベルトルドは思ってる。
だから、絶対に自分の思いをぶつけてはいけないし、ゼルジオスのことを頼ってはいけないって、頑なに思ってるんだよね。
そもそも、彼女の人生に犠牲を強いたのは自分だという思いがあるんだろう。
そして出てきた言葉は「アルデーリアの人間」だから。最悪だ。言葉が足りないのもあるだろうけど、これ以上レオーネが頑張らないように、ちび殿下や他の使用人が彼女に頼らないように、あえてだったのかもしれない。
さすがに困惑するレオーネを見て、しっかりしてたのはちび殿下。レオーネを信頼してるからこそなんだろうけど、言ってることいちいちごもっともだし、この場でベルトルドに指示ができるのは、幼くても庇護下であっても自分しかいないことをわかってる。
ベルトルドを止められなかったことを詫び、それでも感謝してるというちび殿下が尊い(笑) この短い期間で何年分の成長をしたのかしら。
で、最後はやっぱりレオーネね。
自分が話をしてくるからと詫びる殿下に微笑むところ、大変頼もしい。こんなの、殿下が落ちないわけはないんですわ。
とはいえ相当頑なになってそうなベルトルド、レオーネは説得できるかな?
どっちも良家なんだよね? そんなホテルのロビーみたいなところで待ち合わせする??
で、律人に聞こえるかもしれない距離でそんな話しないでしょ。聞こえなくても表情は見えるんだし。
贈られた服を寄越せとか、もう···幼稚園児か! 服がなくなれば律人が気付くし、なぜいつまでも楓が黙ってると思えるんだろ? この縁談は破断になったらこっちの家はまずいんでしょ?
もうちょっと上手く展開できないすかね。
ああ、こうなっちゃう(笑)
誤って惚れ薬を飲んじゃったのは、高価で危険な薬の管理がなってない(怒)って思ったけど、ロゼが対象になってしまう流れは自然で秀逸。
すでに好きなのに薬で効果がブーストっていうのはロゼの時と同じで、逆パターンを見せてくれるなんて、なんてサービスなの···
全量は飲んでないのでどれくらい効果が続くのかわからないけど、キスしないようにするくらいの理性は残ってたみたいなのに、このあとどうなっちゃうんだろう??
そして違うと気付いて捨てたって···高価な薬なのにもったいない!!
あの使用人、ぽんやりしてたもんな。
そもそも眠気覚ましを常用してるのも心配だけど、冬の水に入り、捕り物して徹夜で帰ってきたんだから、じいに任せて少しでも仮眠するべきだったよ···心配で居ても立ってもいられなかったんだろうけど。
間違って飲んだのは例の薬でしょう。
他の薬と間違うような場所というか、使用人がさわれるようなところに置いておくなよ···
恋心を自覚したあとでロゼのピンチに遭遇したのなら、そりゃ◯してしまいたくもなるよね。でもロゼは、ハリージュが来てくれて、心底ほっとしたと思うよ。
客と接する時はローブのフードを被り、ちゃんと警戒してたんだよね。
だけど子供たちの泥襲撃の際に、ある程度の年齢がわかってしまった。焼き芋をあげたりと交流が始まって微笑ましい感じではあったけど、こういう危険を招いてしまうことに繋がるとは。
噂話をした街の人たちに悪気はなかっただろうけど、一人で暮らす魔女には大問題で、もうここで暮らすのは難しいのかもしれない。
恋をすると欲張りになるものなのよ。それが普通だし、みんなそうだからいいのよ(笑)
そして椿の方にも幼馴染み登場。
これ、五十嵐から見たら昨日の椿状態なんだけど、そこには気付かんのだろうな。お互い様だわ。
五十嵐とあの先輩がどういうつきあい方かはわからんけど、椿は家に来たり部屋に行くくらい仲良しなんだよね? 異性と思ってないのはわかるし幼馴染みってそういうものだろうけど、五十嵐からするとどうかしら?ってことに早く気付こう。
正直に言えたし、五十嵐も心配ないと言ってくれたけど、まあ払拭はされないよね。五十嵐はなんとも思ってなくても、幼馴染みの方はどうなんだろ?とか思っちゃうしね。
つーか、これをきっかけに名前呼びになるのかと思ったらならんかった。
まだなの?
いい人なのかもしれないし、幼馴染みマウントかけてきてる感じもする。
まだわからないけど、どちらにしてもつきあいたての椿がザワザワしちゃうのは仕方ない。
でも、この人がどんなに五十嵐のことを知っていようと、彼が選んだのは椿なんだから自信を持っていいんだよ。これから知っていけばいいんだし、どっちが先に出会ったのかなんてこの間の5組の子もそうだけど、全く関係ないからね。
隣の席の、五十嵐くん。
140話
第47話 放したんです。(2)