貴族は切り詰めたくても体面もあるし、いろいろ大変ね。
姉も弟もそれぞれお互いの衣装の心配をしてるのが微笑ましい。
ヒロインは母のドレスがたくさんあるのに丈が足りないのは残念。詰めることはできても丈を出すのは難しいもんね。
ユスタフの母は不幸な人生ながらも、彼を後継者として厳しく育てた。
でもそこに自分の無念さみたいなものが注ぎ込まれてしまい、結果として彼は母の怨念に縛られてしまってる。
母の教育の賜物で有能に育っているのだから、欠落した情緒はヒロインによって取り戻すことができたらいいのに。そしたら自分にはラチアしかないなんて思うことはなくなる。
そういえば今更なんだけど、両親と弟が事故死したわりには二人とも淡々としてるよね。ユスタフからすると父親と後妻には恨みこそあれって感じだけど、異母弟に対しては?
ヒロインはそもそも自分の家族という概念が無さそうだけど、落下事故以降数年は家族として過ごしていたのだから、少しは情とかなかったのかな。事故は防ぎたかったみたいだし、もう少しショックを受けててもいいのにね。
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緑陰の冠
030話
第30話