クロヴィスの考えてることはわかった。
王位継承問題だけではなく、戦争の可能性もあったのね。
それをすんなり理解していくクラリス先生、ちゃんとした教育を受けられたわけでもないだろうに、やっぱり賢い。
前の方の話のコメントで、ここまで来たら死なないでって書いてる方がいたけど、クロヴィスが絡んだのでもう大丈夫そう。
ヒロインを攻撃したことを許しはしないのだろうけど、それよりも利用価値を見出すあたり、クロヴィスもただのいい人ではないのね。
エミリアナのことは、大方の予想通りいずれ糾弾するための作戦だったわけだけど、やっぱりクロヴィスはわかってない。
何も知らされずに心変わりを疑う不安と、知らせた上で恋人のふりを目の当たりにする負担。どっちが辛いかって、どう考えても前者でしょ。ヒロインの耳に一切入らないのならまだしも、知らされずに恋人のふりも見ちゃってますけど??
どんなにクロヴィスが頭の切れる男でも、この件に関してはほんと駄目。しばらくヒロインに冷たくされればいいわ。できたら同じ思いを味わえばいい。こんなところで想いを熱く語っても、ヒロインに伝わってなければ何の意味もない。(まあ読者への説明パートなんだろうけど。)
そして後で説明しても謝っても傷つけたことには変わりはなくて、与える必要の無かったショックは生涯忘れないことを理解したらいい(ヒロインはどうかわからないけど) 。
ヒロインは事情がわかれば許すも何もって感じだろうから、代わりにおばちゃんがここで詰めとくわ。ヒロインに伝えたらちゃんと謝罪して?
クラリス先生はここでもさすがだわ。
クロヴィスの言うこともわかるけど、ヒロインはそんなに弱くないことを知ってるし、伝えるべきだとこの状況で言える。
あまりにも素敵すぎて、最初に超嫌なヤツで登場したのを忘れるわ。
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王太子の花嫁
026話
クロヴィスの憂慮。