親に対する見方が変わる時って2回くる気がする。
最初は親がすることは絶対的に正しいと思ってたのに、自分が大人になって視野が広がり、自分の親以外の大人を知ると、親も完璧な人間ではなかったのねと思ったりする。
そして2回目は、親自身が自分を取り繕わなくなった時。
これは個人的な経験だけど、親は親なりにちゃんとした親でいようと努力していて、本来の自分を隠して子供に振る舞ってた部分があったように思う。
それが子供の成長とともにもういいかなって思ったのか、疲れてしまったのか、素を出してくるようになった。最初はなんか我儘になったなと思って驚いたんだけど、これがこの人の本来の性質だったんだなって後でわかった。
全ての親がそうではないだろうけど、槙生は母に対していろいろと思うところがあるんだろう。
でも母も完璧な人間ではなくて、老いとともに変わっていく部分もある。槙生も子供の立場からしか見られていないし、必要最低限の接触しかしてないから、知らないことも多いだろう。
まあそれでも、槙生と姉の関係性を知っていたのかとか、朝を引き取らなかった理由は知りたいわ。
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違国日記
038話
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