まずは完結おめでとうございます。
ハッピーエンドで何よりでした。95話も無料で読ませてもらってありがとうございました。
しかし最後の数話は駆け足すぎで、せっかくの壮大な物語も若干残念な感じになってしまった。終わり方って大事だなと思わせられたわ。
気になったことがいくつか。
ビアンカが生還しなかったらあの花火はなかったの? そしたらやっぱり聖人の奇跡は起こらず、教皇庁の選択(セブランに加勢)は正当化されなかったんじゃ。ビアンカが戻ってこなかったら、この世界の辻褄はどう合わせるつもりだったのだろう。生還しなくても目的は果たしたから、花火は上がるんだったの?
それから大司教は奇跡とわかったけど、他の人はビアンカが一度死んだのも知らないのに、何をもって奇跡と知ったのだろう。後から発表されたの? あ、娘が生まれたことが奇跡なの?
戦争集結時のアラゴンの説明や、オデリーのセリフ、訳はこれで大丈夫? 何回も読まないと意味不明なんですけど。
ビアンカの死に直面したザカリーの絶望と、生還に驚き喜ぶザカリーとビアンカとか、そのあたりは丁寧に描いてほしかった。
最終話まで読者を驚かせる仕掛けが必要だったのだろうけど、奇跡が起きたのはわかってるのにビアンカをなかなか出さず、生死不明にして引っ張ったのはもはや冗長。わかってるんだから早く出してほしいし、戦後処理云々より幸せな二人と子供が見たかった。
あと生まれた子供の性別をミスリードしたのも、ほんとどうでもよかった。男の子だと思ってたけど娘だったのね、で終わりだわ。
この娘が大陸を統一するみたいだけど、セブラン王家はどうなっちゃうんだろう? オデリーとその甥の時代に何かが起こってしまうということになるけど、もう何代か後でも良かったんじゃない? まあこの娘の誕生が必要だったのだから何か成し遂げないといけないだろうけど、それならもう少しアラゴン以外の他国にも言及して大陸の情勢を匂わせておくとか、セブラン王家と立場が逆転しても納得できそうな何かがほしかったかな。
外伝でいろいろ描かれるのかもしれないけど、そうでないならこの一話に詰め込まなくてもよかったんじゃないかしら。せっかくここまで長い物語だったのだから、最後は丁寧に締めてほしかった。周りの人たちのその後もあってよかったけど、幸せなビアンカとザカリーを落ち着いて見たかった。
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結婚商売
095話
結婚商売(95)