妃が氾家の後押しをしたとか、氾家の催しに興味があるとか、そういう利用のされ方かと思ったら、意外と正々堂々だった(笑)
でも陛下唯一の寵妃を味方につけたいのは当然なのだから、関わってはいけなかったのよ。
李順が迂闊な行動で足を引っ張られたくないのは当然なんだけど、それ以上に夕鈴に勘違いしてほしくないんだろうね。
彼にとっての夕鈴はただの駒に過ぎず、後ろ盾もなく、陛下にとって有益なものを何一つ持たず、身分すらない夕鈴が、うっかり妃になるようなことは全力で避けなければならない。
夕鈴は疎外感を感じてるけど、その線引きは踏み込むなだけじゃなくて、夢を見るなということだ。
そして陛下は、本来の自分である「狼」の方を夕鈴が怖がることに、なんとも言えない顔してる。まあ素の自分を好かれたいよね。
浩大には全てお見通しのようだけど、仲を取り持ったりするタイプじゃなさそうだからな。
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狼陛下の花嫁
063話
第20話 (2/3)