3.0
序盤の掴みが残念
34話まで読んだ段階でレビューさせていただきます。
姉を守るために行動したところ、はからずも皇后に選ばれ愛人と直接対決することになったヒロイン。女同士のバチバチとした闘いは緊張感があり見どころのひとつと思います。
一方、なぜ愛人がここまで権力にこだわるのか、なぜ統治者としては有能な皇帝がここまで愛人から離れられずまどわされているのか、その説明が不十分と思われます。これは物語の核心に係る背景だと思いますのでストーリーの序盤に持ってきてほしかったです。そうすることで読者の心をより掴むことができていたのではと思います。100話を超える長編作品で最後まで読者がついていくためには、いかに序盤の掴みが大切かを改めて感じました。
その他、気になることはありますが、他の方々が指摘されていますので省略します。
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復讐の皇后