kilalaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全19件

  1. 評価:5.000 5.0

    ランもユスも魅力たっぷり

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    こういう設定はありがちなので、
    読みはじめは「またか!」と
    思ったけど、いい意味で裏切られました。
    まず絵が美しいし、無理なギャグ
    (変顔)がないし、ストーリーの進め方
    も読みやすい。
    異母弟のユスを虐めていたという悔恨から、
    なんとかユスのために道を拓こうと力を尽くす
    ランがかっこいい。
    頭もいいし、陰険な叔父の悪だくみにも
    敢然と立ち向かう一方、ユスに対する過去の
    トラウマのせいで、彼を怖れているところも
    あるようで。
    そのあたりの感情が複雑で、今後の
    伏線にもなっているのかな?
    ユスのほうは、あくまでランに対しては姉として
    礼儀正しく接していますが、常にクールな表情を
    崩さず、本心がまったく見えないところが
    ミステリアスで気になる。
    正統派のストーリー・テラーに出会った感じで、
    読み応えがあり、続きが待ち遠しい。

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    不思議な世界観

    タイトルを見た限りでは内容の見当がつかず、
    「可愛いキャラだけど・・・。
    え? 女の子の死神? それに、余命半年って
    ・・・死神でも死ぬの??」
    と疑問符だらけで、ともかく読んでみようと。

    予想とまったく違ったストーリーでしたが、
    主人公の可愛い印象はそのままで、死神という
    ことを意識しなかったら、フツーのお仕事漫画
    ですよね。
    人間世界と同様の日常で、その中で悩んだり
    喜んだり悲しんだり・・・まさに、「あるある」です。
    ただし、重病で余命半年という大前提があるので、
    どうしても重い話の部分があるし、お仕事の内容が
    「人の魂を狩る」という凄い世界を描いていて、
    やっぱりフツーではあり得ない、不思議な世界だな~、と。
    これは、ちょっと文章では説明しにくいので、
    自分で読んでみてください、というより他はありませんね。
    ひとことで言えば、私はハマりました。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    繊細な心象世界

    ネタバレ レビューを表示する

    一条ゆかりさんの作品は『有閑倶楽部』しか知らなくて・・・。
    その頃の人気はすごかった記憶があります。
    ただそれだけに、コメディ作家さんかと思っていました。
    (一条先生、ごめんなさい。)
    こんなシリアスなお話をたくさん書いていらっしゃったなんて。
    ヒロインのナタリーの心理描写が丁寧で、ついつい
    続きが気になってしまい、課金して読んでいます。
    今読んでも古さを感じなくて、一流の文学作品を
    読んでいる感じです。
    「もう少し自分の本心を正直に相手にぶつければいいいのに。
    これでは相手は戸惑うばかりで、逆に傷つくことになるよ。
    口に出して言わなきゃ通じないことだってあるよ~。」
    ・・・と、歯がゆくなることもありますが、それもナタリー流の
    優しさと、それに作品の描かれた時代の影響もあるのかもね。
    でも、ナタリーにはもっと幸せになってほしい。
    もちろん今の選択も、ナタリーにとっては幸せなのかもしれない
    けれど、やはりこの展開は切ない。
    ラストまで見届けます。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    かろりちゃん、可愛い♪

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    無料ぶんを読み終わって、どうしても続きが
    気になり、ポイントを購入して読んでいます。
    育ちが良くて頭脳明晰、仕事のスキルもあり、
    どこに出ても恥ずかしくない教養の持ち主なのに、
    自分に自信が持てない・・・。
    それもこれも、太っていることで周囲から
    心無い仕打ちを受けてきたから。
    見かけだけで他人を判断して、本質を見ない人間が
    いかに多いことか!
    でも、柊吾くんをはじめ、成美(加奈)ちゃんや
    「ナナツノコ」の人たち、英語教室のこどもたちなど、
    かろりちゃんの優しさや可愛さをちゃんと解ってくれる
    人たちとび出会いで、どんどん変わっていくかろり
    ちゃんを、ずっと見守っていたいです。
    それに、最初に登場したころから比べると、実際にだんだん
    可愛くなってきた気がします。
    好きな人ができて、その人のためにきれいになりたいと
    努力する姿には、誰もが共感するのでは?
    亡くなったお母様の言われた言葉や、成美ちゃんの
    感覚、「ナナツノコ」の奥さんのセリフなども、私の
    心に響きます。
    恋敵的な存在の成美ちゃんも、とても素敵な女性だし、
    みんな本質的にはいい人たちで、これまで孤独だった
    かろりちゃんも、本来の輝きを発揮しはじめたようですね。
    「あたしなんか・・・。」
    という口癖が出なくなってきたし。
    柊吾くんも、不器用だけど真っすぐな性格の好青年で、い
    いな~。
    みんなそれぞれ幸せになってほしいと、心から願って
    しまいます。
    最後まで、きちんと読み続けます。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    期待通り・・・♪

    ネタバレ レビューを表示する

    高階先生の作品はずっと大好きで、ほとんど
    読んでいます。
    「マジシャン」も全部読みましたが、「新」の
    ほうはまだ読んでいなかった!
    「めちゃコミ」で出たと知って、懐かしくて
    また読みはじめました。
    よく「続編になると、つまらなくなる」と
    いうので、ちょっと不安でしたが、全然そんな
    ことはなくて、やっぱり新鮮で面白い!です。
    由貴ちゃんと省吾さんの間柄が、もっと進展
    しているかと思ったけど、あいかわらずですね~。(笑)
    まあ、ずっとラブラブではあるし、変な?
    シーンになっちゃったら、それはそれで嫌だから、
    じれったいような今の間合いがちょうどいいのかな。
    「アドニス」の2人も登場して、楽しいです。
    由貴ちゃんと省吾さんの結婚式も見てみたいけれど。
    一気読みもしたいのですが、少しずつ楽しみながら
    読んでいくことにします。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    壮大な叙事詩!

    あしべ先生の作品は全部好きで、特にこれは、
    私の好きなローマ時代と神話が両方とも入っていて、
    ずっと紙の本で愛読していました。
    (18巻くらいまで?)
    ただ、あまりに長大なストーリーで、途中で話が
    判らなくなり・・・以来、挫折したまま
    時がたってしまいました。
    最近、電子版で出ているのを知り、あらたに
    読みはじめましたが、記憶が飛んでしまって、
    これは最初から読み直さなくては!
    今ではこんなスケールの大きなお話を書ける方は、
    ほとんどいらっしゃらないのでは?と思います。
    先生もご病気でお辛いでしょうに・・・お仕事は
    ほどほどにして、静養第一でお過ごしくださいませ。
    寂しいけど。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    大好きな作品です。

    ネタバレ レビューを表示する

    高階先生の作品はどれも大好きで、ほとんど
    全部読んでいます。
    中でもこれは一番
    といってもいいほど印象に残っています。
    もちろん、絵は今風のタッチではありませんが、
    ストーリー・テラーの方だけに、構成は
    しっかりしていて、近未来ともいえる世界を
    描いていても古さを感じません。
    悲劇的なお話で、ラストは切ないのですが、
    これはこういう終わり方しかなかったのかも、
    と思います。
    今では紙の本が入手できないので、もっとたくさん
    電子版が出たら嬉しい。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    すご~く面白い!

    ネタバレ レビューを表示する

    無料ぶんに魅かれて、さほど期待せずに
    読み始めました。
    ストーリー紹介では、わりとありふれた
    話かと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
    ヌリタスは、ただのか弱い女の子ではなく、頭も良く
    自分で運命を切り拓く気概を持った勇敢な女性です。
    そして最愛の母を悲惨な境遇から救い出すために
    力を尽くす優しさも持っています。
    下劣な伯爵一族のせいで、令嬢の身代わりとなって
    数々の恐ろしい噂のある侯爵のもとに嫁ぐことになっても、
    いたずらに嘆くこともなく、毅然として立ち向かいます。
    貴族の令嬢になりすますための教育を受けている最中に、
    ヌリタスは領地内でひとりの青年と出会います。
    その人こそ、実は結婚相手の侯爵のお忍びでの姿だと
    いうことが、間もなく明かされます。
    (ヌリタス本人は知らないのですが。)
    その侯爵は噂とは違って、とても魅力的で・・・。
    生まれてからずっと人間扱いもされないような
    ひどい生活をしていたヌリタスですが、これからの
    展開に希望を持てそうな予感がします。
    まだ17話までしか読んでいませんが、この先が
    気になって、読み続けたいと思います。
    私的には、お奨めです!

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    面白い

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    タイトルと斉(いつき)という名前、
    そして外見を見た時、最初は男性かと
    思いました。
    除霊師という役柄には合っていますね。
    ストーリーも単なるホラーでなく、
    ちゃんと理にかなっているというか・・・。
    いわゆる妖怪変化の類でなく、それぞれ
    出現する意味があって、それを斉さんが
    適切にに選り分けて、行くべき道に送る
    というのが”除霊”なのですね。
    そのためか、読後感は爽やかですっきりします。
    作者さんが亡くなっていると知って残念です。
    斉さんのことですから、きっとより良い世界に
    旅立たれたのだと信じたい。
    ご冥福をお祈りします。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    スゴイ!!

    土方歳三さま、大好き!
    新選組については、これまでも様々な媒体で、多様な書き方をされて
    いますが、「勝てば官軍」の言葉通り、すべての出来事(人もしかり)は、
    立場が変われば見方も正反対になることは、歴史が証明しています。
    この『賊軍 土方歳三』は、ほぼ私がイメージした通りの描写で、
    始めからひきこまれました。
    こんな作品があったのですね。
    感激です!
    どちらかといえば、劇画調の絵は苦手なほうですが、この作品には
    合っている感じ。
    何よりも絵がすごくうまいし、登場人物それぞれのキャラが立っていて、
    読ませます。
    函館の五稜郭や終焉の地、「土方歳三記念館」詣でまでしている
    私としては、「待ってました!」という気持ちです。
    まだ1巻目を読んだばかりですが、これからが楽しみです。

    • 0
全ての内容:★★★★★ 1 - 10件目/全19件

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