kilalaさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全45件
  1. 評価:5.000 5.0

    すご~く面白い!

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    無料ぶんに魅かれて、さほど期待せずに
    読み始めました。
    ストーリー紹介では、わりとありふれた
    話かと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
    ヌリタスは、ただのか弱い女の子ではなく、頭も良く
    自分で運命を切り拓く気概を持った勇敢な女性です。
    そして最愛の母を悲惨な境遇から救い出すために
    力を尽くす優しさも持っています。
    下劣な伯爵一族のせいで、令嬢の身代わりとなって
    数々の恐ろしい噂のある侯爵のもとに嫁ぐことになっても、
    いたずらに嘆くこともなく、毅然として立ち向かいます。
    貴族の令嬢になりすますための教育を受けている最中に、
    ヌリタスは領地内でひとりの青年と出会います。
    その人こそ、実は結婚相手の侯爵のお忍びでの姿だと
    いうことが、間もなく明かされます。
    (ヌリタス本人は知らないのですが。)
    その侯爵は噂とは違って、とても魅力的で・・・。
    生まれてからずっと人間扱いもされないような
    ひどい生活をしていたヌリタスですが、これからの
    展開に希望を持てそうな予感がします。
    まだ17話までしか読んでいませんが、この先が
    気になって、読み続けたいと思います。
    私的には、お奨めです!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    面白い

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    タイトルと斉(いつき)という名前、
    そして外見を見た時、最初は男性かと
    思いました。
    除霊師という役柄には合っていますね。
    ストーリーも単なるホラーでなく、
    ちゃんと理にかなっているというか・・・。
    いわゆる妖怪変化の類でなく、それぞれ
    出現する意味があって、それを斉さんが
    適切にに選り分けて、行くべき道に送る
    というのが”除霊”なのですね。
    そのためか、読後感は爽やかですっきりします。
    作者さんが亡くなっていると知って残念です。
    斉さんのことですから、きっとより良い世界に
    旅立たれたのだと信じたい。
    ご冥福をお祈りします。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    スゴイ!!

    土方歳三さま、大好き!
    新選組については、これまでも様々な媒体で、多様な書き方をされて
    いますが、「勝てば官軍」の言葉通り、すべての出来事(人もしかり)は、
    立場が変われば見方も正反対になることは、歴史が証明しています。
    この『賊軍 土方歳三』は、ほぼ私がイメージした通りの描写で、
    始めからひきこまれました。
    こんな作品があったのですね。
    感激です!
    どちらかといえば、劇画調の絵は苦手なほうですが、この作品には
    合っている感じ。
    何よりも絵がすごくうまいし、登場人物それぞれのキャラが立っていて、
    読ませます。
    函館の五稜郭や終焉の地、「土方歳三記念館」詣でまでしている
    私としては、「待ってました!」という気持ちです。
    まだ1巻目を読んだばかりですが、これからが楽しみです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    ランもユスも魅力たっぷり

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    こういう設定はありがちなので、
    読みはじめは「またか!」と
    思ったけど、いい意味で裏切られました。
    まず絵が美しいし、無理なギャグ
    (変顔)がないし、ストーリーの進め方
    も読みやすい。
    異母弟のユスを虐めていたという悔恨から、
    なんとかユスのために道を拓こうと力を尽くす
    ランがかっこいい。
    頭もいいし、陰険な叔父の悪だくみにも
    敢然と立ち向かう一方、ユスに対する過去の
    トラウマのせいで、彼を怖れているところも
    あるようで。
    そのあたりの感情が複雑で、今後の
    伏線にもなっているのかな?
    ユスのほうは、あくまでランに対しては姉として
    礼儀正しく接していますが、常にクールな表情を
    崩さず、本心がまったく見えないところが
    ミステリアスで気になる。
    正統派のストーリー・テラーに出会った感じで、
    読み応えがあり、続きが待ち遠しい。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    再会!

    吉田秋生さん、大好きです!
    特に、この『BANANA FISH』は、紙のコミックスで
    全巻読んで、一番気に入った作品です。
    少女漫画の枠におさまらないほどスケールが大きく、
    あの時代のニューヨークの雰囲気が良く出ていて、
    長いストーリーを一気に読了した思い出があります。
    今回、電子書籍で読めるなんて嬉しい。
    ずっと昔に読んだので、懐かしいというよりディテールを
    忘れていて、あらためて読んだら、どういう印象になるのか、
    楽しみなような不安なような・・・。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    澄さんは、好きですが・・・

    私は、年齢的にはすみれさんより澄さんの
    ほうに近いけれど、その私から見ても、澄さんの外見が
    60歳にしては老けすぎです。
    今時のおしゃれな女性の感覚からすれば、70代後半か、なんなら
    80代くらいにも見えてしまいますね。
    ずっと介護に明け暮れていたという事情を差し引いても、です。
    この作者さんは、たぶんご本人がお若いから、60代女性をそうとう高齢
    だという先入観で見ておられるのでは?
    見かけだけでなく、やってることも、スノボーはともかくPC操作や
    カラオケぐらいはフツーにこなしていると思います。
    (私の周りの人を見ても。)
    まあ、そういうツッコミは置いとくとして・・・性格的には澄さんは
    とっても素敵な女性ですね。
    優しいし、年の功?で、立ち居振る舞いもきちんとして礼儀正しいし。
    真白くんも黎くんも、どちらを選んでも、すみれさんと澄さんの
    本質を見て大切にしてくれる男性で、どちらと結ばれてもいいと
    思えます。
    2人とも、というわけにはいかないのが残念?
    ともかく、若い頃からたくさん苦労を重ねたまま年をとってしまった
    澄さんには、幸せになってほしい。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    未知の世界

    二人の「NANA」をはじめ周りの人たちも、
    私の知らない領域のキャラと世界観だけど、
    (だから?)すごく惹かれます。
    年のわりに大人(でも純粋)のナナと、本当に
    子犬みたいに可愛い(でも、危なっかしくて
    ほっとけない)奈々。
    私の周りには、こういうキャラはいないので、
    とっても新鮮。
    取り巻く男性たちも個性的で、これから
    どのように展開していくのか楽しみです。
    これまでの私だったら、まず手に取らなかった
    ジャンルですが、いい出会いだったかな~!

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    不思議な世界観

    タイトルを見た限りでは内容の見当がつかず、
    「可愛いキャラだけど・・・。
    え? 女の子の死神? それに、余命半年って
    ・・・死神でも死ぬの??」
    と疑問符だらけで、ともかく読んでみようと。

    予想とまったく違ったストーリーでしたが、
    主人公の可愛い印象はそのままで、死神という
    ことを意識しなかったら、フツーのお仕事漫画
    ですよね。
    人間世界と同様の日常で、その中で悩んだり
    喜んだり悲しんだり・・・まさに、「あるある」です。
    ただし、重病で余命半年という大前提があるので、
    どうしても重い話の部分があるし、お仕事の内容が
    「人の魂を狩る」という凄い世界を描いていて、
    やっぱりフツーではあり得ない、不思議な世界だな~、と。
    これは、ちょっと文章では説明しにくいので、
    自分で読んでみてください、というより他はありませんね。
    ひとことで言えば、私はハマりました。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ファンタジー系かと思ったら・・・

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    先にモノクロ版を読みはじめてからフルカラー版も
    読んでみましたが、色が繊細で美しく、ストーリーも
    先行しているので、こちらを主に読んでいます。
    幼ななじみの倫が行方不明になってから、倫の面影が
    ある人にしか魅かれない真美の前に現れたのが
    飛鳥で・・・。
    記憶を失っていることとか、生い立ちの状況から、
    真美は当然のように飛鳥=倫ではないかと思い始めるのですが。
    優しくて、真美の気持ちを理解してくれる飛鳥くん。
    私も飛鳥が倫であってくれたら、もしそうでなくても2人の関係が
    ラブ・ストーリーのほうに進んでくれたら、と私も期待して
    いたのですが、そう単純な展開にはならなくて・・・。
    倫は殺害されたのか!?
    だとしたら犯人は・・・?
    と、話はどんどんミステリーっぽく不穏な方向に向かって行って、
    目が放せなくなりました。
    まだ無料分を読んでいる最中だけど、これは絶対ポイント購入して
    しまうだろうな。
    残念なのは、他の方のレビューで「ネタバレ」どころか
    ラストまでバラされちゃったこと。
    読まなきゃよかった!
    これって、ルール違反では? (>_<)

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    繊細な心象世界

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    一条ゆかりさんの作品は『有閑倶楽部』しか知らなくて・・・。
    その頃の人気はすごかった記憶があります。
    ただそれだけに、コメディ作家さんかと思っていました。
    (一条先生、ごめんなさい。)
    こんなシリアスなお話をたくさん書いていらっしゃったなんて。
    ヒロインのナタリーの心理描写が丁寧で、ついつい
    続きが気になってしまい、課金して読んでいます。
    今読んでも古さを感じなくて、一流の文学作品を
    読んでいる感じです。
    「もう少し自分の本心を正直に相手にぶつければいいいのに。
    これでは相手は戸惑うばかりで、逆に傷つくことになるよ。
    口に出して言わなきゃ通じないことだってあるよ~。」
    ・・・と、歯がゆくなることもありますが、それもナタリー流の
    優しさと、それに作品の描かれた時代の影響もあるのかもね。
    でも、ナタリーにはもっと幸せになってほしい。
    もちろん今の選択も、ナタリーにとっては幸せなのかもしれない
    けれど、やはりこの展開は切ない。
    ラストまで見届けます。

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