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こち亀的な毎話完結型です。
元ヤクザのおじさんが主人公だが、普通にしていて全くその片鱗が見えない。
背中に刺青があるくらい。
ほんわかとしている中に、おじさんの多くの人生経験で培われた誠実さや人を思う気持ちが滲み出て、彼には過去に大変な苦労があったんだろうなと感じさせる。
だが、その過去はあまり描写されない。
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こち亀的な毎話完結型です。
元ヤクザのおじさんが主人公だが、普通にしていて全くその片鱗が見えない。
背中に刺青があるくらい。
ほんわかとしている中に、おじさんの多くの人生経験で培われた誠実さや人を思う気持ちが滲み出て、彼には過去に大変な苦労があったんだろうなと感じさせる。
だが、その過去はあまり描写されない。
あーわかる、わかると思わされるシーンばかりでした。
女は男が思ってるよりずっと思慮深く、ネガティブで強かなんですよね。
子供を育てる母親としての苦労、その苦労を意外と見ている子供、自分のことしか見えていない夫、全部見えすぎてしまう妻。
共感の嵐でした。
こんなにハマるとは思わなかった。
たぶん男性向けに作られてるけど、女が読んでもハマる。
人は小さい頃に何を習得するかで、人智を超えたことができるのかもしれないなと思わされた。
とにかく絵が素敵。
主人公の旦那さんがいい男で、モテるしお金も稼ぐし結局そういう男に女は弱い。
でもそんな男を夢中にさせたのが主人公だったというありきたりだけど、色んな要素が相まって飽きさせない。
女でもめちゃくちゃ楽しく読める!
特に主人公の「妹役」のヨウコは、女からすると憧れの対象。
映画では木村文乃が演じていたが、原作と同じようにコミカルでかっこいい女に仕上げられていて嬉しかった。
一見強い男が自分にだけ弱みを見せてくるっていうのに女は弱い。かくいう私も。
タイトルや表紙からは想像できないくらい読み進めていくと誠実な愛情が描かれている。
ただの大正ロマン的な恋愛の話ではなかったです。
それが読み進めてしまう要因。
家族というものの真理、何を大事にして生きていくかを決めるのが大事だと教えられました。
絵のタッチがとにかく繊細で好みでした。
50代であろう主人公の実母が、何故か綺麗すぎて違和感はありました。
映画で見た後に原作であるこの漫画を読んだ。
ちひろさんのイメージは元はこんな感じだったんだ、と少し驚いた。
ファブルのアナザーストーリー的なマンガ。
本当にこの作者は「間」の取り方が上手い。
間で笑わせてくる。
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