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タトゥーを彫る人なんですね
お話は読むとよくわかるのですが、最初はちょっと表紙の絵がこわくて、読むのに躊躇していました。蛇の怨霊がとりついているように見えて、ホラーかと勘違いしてました。不幸な人妻が彫師と出会い、お互いにやすらぎをみつけていくようなお話なのでしょうか。まだまだ伏線がありそうですね。
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お話は読むとよくわかるのですが、最初はちょっと表紙の絵がこわくて、読むのに躊躇していました。蛇の怨霊がとりついているように見えて、ホラーかと勘違いしてました。不幸な人妻が彫師と出会い、お互いにやすらぎをみつけていくようなお話なのでしょうか。まだまだ伏線がありそうですね。
赤ん坊になって転生したエニシャがとてもかわいらしい。頭の中は大人だが、赤ん坊となっての表情もかわいい。また、親バカ、兄バカぶりもとても楽しい。元の大魔導士にもどるのか、第三の星として生きるのか、はたまた両方を兼ねるのか、楽しみになってきた。
主人公の薄いグレーがかった髪の色が、雰囲気があってとてもいいと思います。おもな登場人物の目つきが少し上がり気味で鋭いのが目につきました。何かたくらんでいたり悪女だったりする設定で、わざとそう描いているのでしょうか?部屋の中などの背景もきれいですね。
まず、タイトルがおもしろい。『魔法持ち』と言う言い方。たとえば癇癪もち、とか喘息持ちとか言うけれど、魔法持ちというタイトルに興味をもちました。中国と欧州をモチーフに描いたのでしょうか?主人公は魔法を持っていないのに、どうするのか興味が尽きません。
なんとなくよくありそうなストーリーなのですが、描き方の工夫なのか、謙虚でやさしい主人公に感動させられます。その気質が、どんな人の心もとかしていくようで、やさしい物語だと思います。どんな人にも分け隔てなく接し、看病したりするところがいい。
男の子として育てられ、栄養不良のため、とても貧相だった少女が、だんだん女の子らしくなっていくのがおもおしろい。これは物語だが、実際昔の使用人とはこんな目に合っていたのかなとも考える。悲惨な目に合ってきた分、主人公にはしあわせな未来が待っているといいなと思うのだが。
危機に際してみずからに魔法をかけて、自分を石像にするという発想がおもしろかったです。石像になっていたときの記憶はないんですね。そして時を遅くして運命の人と出会うところは、ときどきある筋書きですが、石像というところがおもしろいです。
乙女ゲームに中に入り込んで、悪役令嬢のティアラローズになるという物語。ゲームの設定を知っているだけに、不安な気持ちになるのも、きっとそうなんだろうなと想像できます。物語やゲームの中の人物になるというのは、最近のコミックの流行なのかと思いますが、おもしろいです。
ちょっと少年マンガのような気もするのだが…(女主人公を色っぽく描くところとか、戦いのところとか)
異世界へきて、現代の知識を使いながら世渡りするのもおもしろい。ギャグ調の絵になるところでは、手の先が細くとんがっているのもおもしろい。
こういう家庭があり、こういう親がいて、こういう子どもがいるということに、恐れと悲しみといらだたしさを感じる。
どうすればいいのだろうか、と思う。
ストーリーとは関係ないけれど、登場人物の鼻の下が全員かなり長く描かれているなあと思った。
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