4.0
勇敢な女性
ラウラリス女王の生まれ変わりらしく、言葉遣いが年配者のようで、若い見かけとアンバランスなところがおもしろい。300年前、女王は勇者に討たれたが、それも女王自身が必然だと考えていたのもいさぎよい。女性漫画とのことだが、どこか少年漫画のようにも感じる。
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ラウラリス女王の生まれ変わりらしく、言葉遣いが年配者のようで、若い見かけとアンバランスなところがおもしろい。300年前、女王は勇者に討たれたが、それも女王自身が必然だと考えていたのもいさぎよい。女性漫画とのことだが、どこか少年漫画のようにも感じる。
ドレスなどの色合いがきれいだと思います。本来女性なのに、男にばけて、また女装することになるというややこしい展開です。
よほど少年っぽい人でないかぎり、すぐに女性だと見破られるように思うのですが、そこはコミックなので、そういう設定なのでしょうね。
どうも話の進み具合が遅いように思うのですが、紙で読むとそうでもないのかもしれません。おもしろそうなので、早く読みたいと思うゆえに、展開が遅いと感じるのかも。
「めちゃコミ」の電子書籍、(私の場合はファンタジーがほとんどなんですが)を見せていただいていると、なんとなく心情的に理解できないというか不思議だなあと思うコミックもけっこうあり、それは外国(韓国とか?)の作家さんのものだとういうことが往々にしてあります。このお話はストンと胸に落ちて、こまごまとした趣が伝わってくるので、おそらくは私と同じ日本の方が描かれているのだと思いました。
セリーヌに転生しておデブの令嬢になったセリーヌがかわいかった。幼児体型で愛嬌がある。前世の性格のままだから、性格もよくなり。なんか けなげで。前世では病気で苦しい一生だったので、この世界でこそ、幸せになればいいなと思う。
歴史に残る「悪女」ではなく、もうすでに「賢女」になってません?そう考えるととてもおかしく楽しい。「めちゃコミ」を読ませてもらっていますが、海外の方が描かれたコミックもあるんですね。でも海外のものは、登場人物の考え方やストーリー進行など、ときどき「ん?」と思ってしまうところがあり(たぶん日本人の私の考えとは異なるところがあるということですが)、ちょっと違和感を覚えることがありますが、この「歴史に残る悪女~」は、たぶん日本の方ですよね、「ん?」と思うことがありません。楽しく読ませてもらってます。
コミックだからいいのだとは思いますが、登場人物が社会人にみえないというか、幼い感じにみえます。会社内で、それも個室・社長室とかではないのに、社長みずから社員相手にラブシーンを演じるなど、現実離れしていますよね。でも、コミックだから、それはそれで「あり」なのかな。社員である主人公はかわいいですが、企画が認められるような有能な人間にはみえないのですが、それもコミックだから「あり」で、読者に希望を与えるのかもしれませんね。
文庫本ですが「宮廷の検視女官」という本を読んでいて(5巻め)、その本が大変面白いのですが、設定がこのコミックのお話とよく似ていて、これはこれで楽しいです。検視女官はあだ名を「老猫」と呼ばれているのですが、ここの薬師は「猫猫」ですよね。宦官がスポンサーのような役割をしているところも似ています。知識を生かして頑張って事件を解決してほしいです。
主人公はとてもしっかりした女性だと思う。先見の明もあるし、思慮深いく、経理にもくわしい(それは当たり前なのかもしれないが)。横領をしていた男もうまく捕まえられてよかった。それにひきかえ公爵という男は、けっこう間抜けに描かれている、というより単細胞なのだろう。ステラという女性だが、天使なのか本当は意地の悪い女性なのか、これからが楽しみだ。
なんとなく中国風の魔法の描き方がとても面白いと思いました。男性の絵はいいなと思うのですが、女性の顔の表情がちょっと、どうかすると意地悪そうというか悪意がありそうに見えて。もしかするとそういう狙いで描いてらっしゃるのかもしれないですが。女性の意志の強さが伝わる絵なのですが、もう少し凛とした感じが出ればいいなと思いました。
最近、ゲームの話の中になにかのひょうしでまぎれこんでしまい、そこの登場人物になるという話が多いような気がします。私がそんな話ばかり選んでいるということなのかもしれませんが。でもこういうお姫様のでてくる話が結構好きです。
ところで登場人物の男性の顔、というか目がなかなか怖いです。もしかして悪役?
どういう展開になるのでしょうか?
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