2.0
主人公が非常識
虐待されていたとはいえ、だんだん非常識な言動が目立ってきます。
父と妹の悪辣さは一貫してるし、途中で敵対する炎魔もなかなかの悪漢ですが、その三人から離れると主人公の礼儀知らずさ、冷淡さ、独りよがりなところが出てきます。
良くしてくれてる姉弟に犯罪行為を企てたところでギブアップです。
絵は端正な方だと思いますが、人形っぽいです。
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10543位 ?
虐待されていたとはいえ、だんだん非常識な言動が目立ってきます。
父と妹の悪辣さは一貫してるし、途中で敵対する炎魔もなかなかの悪漢ですが、その三人から離れると主人公の礼儀知らずさ、冷淡さ、独りよがりなところが出てきます。
良くしてくれてる姉弟に犯罪行為を企てたところでギブアップです。
絵は端正な方だと思いますが、人形っぽいです。
話が短いのに逐一予告が入るとテンポが崩れて読みにくい。
悪役の表情・言動が酷すぎて嫌悪感。妹も下品。
主人公は強さと脆さを持った繊細な造形。
よくある転生ものだが、少女漫画としてはかなり癖の強い絵柄。
設定が後だしで噛み合わないこともあるものの、勢いがあり強烈。
絵は端正で綺麗だし、話も繋がっている方だけど、状況を考えると主人公が世間知らずの変人というか、何故そうなるという言動が増えてくるというか......。
ヒーローと主人公以外のキャラ造形はよくできてると思うんだけど、中心の二人がどうもちぐはぐ。
戦争の英雄としてヒーローが怖いのは仕方ないし、主人公達が王宮に乗り込むシーンで厳しい顔なのはわかるが、日常パートでもヒロインの目がぎょろっとしていて怖いのはキツい。虐待を受けた人としてはリアルかもしれないけど、ホラーやサスペンスでもないのにそこまでキツくしなくても......。
90話まで読んで、全く先が見えません。
姉妹で昏倒して転生の話が少し進んだと思いきや、ティモーテと巫女、竜の話が延々続く。妹が視力回復して主人公が前世でいじめていた子だと気付き、ヨハンに横恋慕していた友人と暗躍するようですが、それまでが小悪党すぎて何の脅威にも感じられない。妹を唆して魔獣召喚したり、竜討伐の証拠隠滅を企むティモーテの方がよほどやばい。そのくせ主人公が竜を孵化させたと知るやごまをすり出す......。
竜自体はかわいいけれど迷走感はぬぐえません。
冤罪で賠償金を払い終わった後、皇太子に呼び出され、就職先の同僚とともに証拠の再審査をしにいくという話。
主人公は過酷な体験から無表情が多く、同僚もひょうひょうとしていて掴みにくい。筆跡鑑定士はひねくれ者。騎士は実直で穏やかな人物。どうも味方の会話がつまらない。そこに敵方の嫌味弁護士だの、事件で関係悪化した知人の令嬢だの、傲慢な皇太子の友人だのが出てくるストレス展開。
これで話の展開が早ければまだしも、冤罪事件の背景も皇太子の件も同僚の正体もひっぱる。
主人公も自分の意思がはっきりせず、同僚に流されているように見えて受け身がちなのも、なかなかしんどいですね。復讐の主体者は誰だよって感じです。
王子と偽った王女の遺体を召喚された悪魔が操って、田舎の平民から玉座を目指す...らしいのですが、設定が込み入っているわりにはしょりすぎて状況が把握しにくいですね。妃が悪魔召喚して遺体を動かしたなら、何故田舎の孤児として平民になっているのかと......。王位継承の争いで暗殺されたにしても、戴冠を望むならせめて貴族の養子としないと厳しいのに、田舎の孤児で成り行き任せとは意味がわからない。
悪魔の魅了と代償も端的すぎて何が何だか。
妹姫のわがままを全面的に支持して警備に穴を開け、魔族に心臓を奪われるどうしようもない兄王。聖剣の加護で一命をとりとめるものの、妹姫は甘やかしすぎて代役もこなせない。追い詰められた妹姫は聖剣と契約して魔族から心臓を取り返すことにするが、聖剣もかなりの難物で妹姫は詐欺だと嘆く......。
妹姫は最低限の教育も受けてないし、兄王が諫言を無視して災厄を招く無能さで、この王家を応援する気になれない。
絵は端正な方だと思います。
寝所で寵姫と入れ替わった平民の教師が、皇帝と協力して真相を探るという話ですが、12話まで読んで多重人格や憑依の方がまだ納得がいく状況でした。寵姫の出身も貴族ではないようなので痣の位置が同じ双子とかもあるかもしれませんが、とにかく不自然。皇帝が入れ替わりを信じているなら、主人公に対してもっと警戒するはずだし、信じていないなら医師に検査させるなり祈祷師でも呼ぶなりするはず。寵姫に対する愛情を主人公に向けているかのような描写の一方、寵姫の行方を追うという謎の言動。行事ごとも調査が終わるまで体調不良として休ませればいい話なのに、十分な打ち合わせなく出して窮地に陥らせる...この皇帝は思慮が浅いのか何なのか。
いろいろ無理があります。
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宝石少女は涙を流さない