2.0
細々したところが気になる
現代とファンタジーのブレンドの仕方に違和感がある。主従関係の歪さ、農業と国政の奇妙な関係、陸続きの隣国との文化ギャップの大きさ、王室の不自然な契約習慣、公爵令嬢が自ら離間計、失敗しても家長のフォローなし......。
おままごと感が拭えない。
仕える主人に好き勝手に言う侍従がいて、さらに部外者の前ですらそれを注意しない。身内だけならまだしも…。
農業を重視していないなら国の祖業は何?漁業や鉄工業ならきちんと書くべきだし、国にとっての農業の位置付けが曖昧なままでは、農業革命に勤しむ主人公の価値がわからない。
陸続きの隣国とここまで結婚観が異なるのであれば、宗教施設か公教育で教えていないとおかしい。さらに、父親はお金目当てにしても愛情がないわけではないのだから、隣国に嫁がせるなら慣習を教える家庭教師を雇うべき。
また朝令暮改はよくあることだが、為政者が口頭でした約束も全て秘書官が記録していなければおかしい。親子とはいえ、王族同士の話で書面に残さず、契約そのものが不成立というのは不自然すぎる。
公爵令嬢が自ら出向いて独断で王子と主人公の破局を仕組むのも本当に変。まず公爵が全体の計画を練るべきだし、そもそも国王が婚姻不許可にしているのだから、王室と連携すべき。何故令嬢自ら泥を被りに行く?
登場人物全てお花畑のギャグ話に近い。
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土かぶりのエレナ姫