すずふさんの投稿一覧

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    大好きな作品でした、最後まで配信有り難うございます。一目惚れから始まって、誤解をして本当の囮になろうとして、そこから誤解を解いてお互いの本心に触れて、それからはずーーっと幸せで。レイドリードクリスタルに関わる事件やアンセルに関係する女性関連、どんな状況でも安心して読めたのは、アンセルが本当にグレイスを愛しているのが分かりやすかったから。ずっと、アンセルにはグレイスが必要だと思っていた。

    けれど、最終回で伝えられた想いは「君にはわたしが必要だったんだよ」………だから、あの日アンセルがグレイスに一目惚れしたのは運命だったんだと。ああ、なんて深くて愛情に満ちた告白なんだろう。

    自分にグレイスが必要なことだけじゃなく、グレイスにも自分が必要だと言い切れるくらいに、今のアンセルはグレイスを愛し愛されている自信があるんだなと。グレイスが出て行ったと聞いて机投げたり壁に穴を空けたりしていた、最初のアンセル。彼がそう言って笑えるだけの絆を結婚後の2人は築いて来たと言う事なんだろう。

    どうか、周囲の優しい人たちと共に、いつまでも2人が幸せでいられますように。そう思える、読んでいるこちらも幸せになれる最終回でした。

    • 10
  2. 白狼の妻

    081話

    81話 信じてくれ

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    獣人の九重の揺れる心が伝わってくる。発情やひと食いの衝動に苦しむ獣人を救いたい。その気持ちは九重も宗伯と同じなんだろう。

    なら、どうしてそんな九重が黒狼に従い、千代や二郞を匿うのか。その理由が今回分かった気がする。九重には黒狼が提供する人間の血が必要なんだろう。多分、九重にとっては特別な存在の誰かを救う為に。それが兄弟姉妹なのか、遊廓で絆を深めた仲間の遊女なのかはまだ分からないけど、ひと食いの衝動に取り憑かれている大切な人を、一時凌ぎでも助ける為には黒狼の差し出す血が必要だった。……でも、その抑制薬か出来たなら黒狼の支配からも逃れられる筈。遊廓の獣人たちの為にもなんとか勇気を出して、良い決断をして欲しい。

    • 6
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    本当にこの3人の関係大好き。毎回毎回ハデス様がおステキでアベルが天使で辛い……っ

    なんかめちゃくちゃ殊勝な事言ってカッコ付けてたのに、建つのお前の像なんかーーい!!それでこそ我れらのハデス様だわwww

    • 2
  4. へっ………
    へっ…………
    陛下ァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

    うつけ者じゃないんだよ。誰かを愛して大切に思って、時には理や合理性より情に流されるのは、人間として当然の感情なんだから。それが例え皇帝でも例外ではないんたよ。それにアステルって聡明な伴侶がいれば、本当に愚かな判断をしそうになった時には引き留めてくれる筈。だから、カイゼンこそ、今度の結婚では全てを一人で背負わなくて良いんだと思う。

    そしてテオールがなんだかんだ陛下に懐いてるのが本当に可愛い。なかなかお父さんとは呼べなくても、今までカイゼンがテオールに注いできた愛情はちゃんと伝わってるよね。……なんかこう、テオールの前とそれ以外で大分態度が違うけどw

    レストン公爵以外にもまだまだ懸念材料はたくさんあるけど、アステルと2人で乗り越えてて、テオールと幸せな家族になって欲しい。一度失ってその大切さを実感した今なら、お互いに支えあって生きていける筈だから。

    • 13
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    自作自演で盗難事件を作り出して邪魔な人間を犯人に仕立て上げる。誰がしても許されい事だけど、それを王族が嬉々として行うとか、許される事じゃないよね。ワガママ放題で甘やかされてきたからとか、子供の頃からアンセルに恋してきて悔しいからとか、言い訳にもならない。

    その前のケーキを倒してドレスを汚し、グレイスに癇癪を起こさせる嫌がらせとはレベルが違う。王女の宝石を盗んだ人間がどんな罰を受けるのかとか考えられないのかな。下手したら死罪なんじゃないの。

    そもそもケーキの件もだよね。アンセルがグレイスを好きになった切っ掛けは、料理人が作ってくれたケーキを粗末にした令息に食って掛かった姿を見たこと。人を陥れるために平気で料理をダメにするプリンセスに、アンセルが惹かれる事は決してないんだよ。

    • 3
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    アルマンダイトの過去を描いた最新話読後に、114話最後から繋がる1話を読み直し。なんかしれっと挨拶してるけど、これアルマンどうするのが最適解だったのだろう。完全にスルーしてても、後のルウェリンの希望通り謝罪して愛を告げても、この時のルウェリンキレそうじゃない?

    あと、冒頭に寝室のシーンをいれるのはコミカライズのオリジナル演出。最後に現れた男性は髪色はブラウンだし衣装も赤騎士団の制服だし。ルウェリンの相手を誤解させるミスリードなのかな?ただ、冒頭の演出はともかく最後の場面は、ミスリードにすらならないんだよね。漫画は視覚から得る情報が大半なのに、ここは明らかに事実を歪曲した画の提示でジャンルがミステリーなら批判が出るアンフェアテラー過ぎる……。作品サムネと云い、メインが騎士団長と1話で思い込んじゃう人多そう。

    • 0
  7. 0ポイントミニマンガ有り難うございました。もうやめてエスカランテに笑ってしまった。セニョールは度々失言するのでもうちょっと口を閉じて、ここ最近の本編みたいにお手紙書いたら良いんじゃないかな……

    ってとうとう本物のわんことブリーダーになってしまったw子犬の時は気が弱くて泣き虫だったうちのカッセル(わんこ)がこんなに立派に育ちましたの毛並みもつやつやで躾も出来ていますでしょう?なイネスさんwww

    線画はお兄様大サービスで眼福でした。カッセルも素敵だけどお兄様も素敵だよね。そしてエミリアーノも絶対素敵だと思うので、早く続きが読みたいです。

    • 13
  8. 声なき贄姫と黒龍の結婚

    043話

    第43話 声に出して伝えたい

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    声が出たーー!!ようやく声を取り戻せたね。自分の声で呼びたい名前。ちゃんと伝えたい想い。一度は奪われた声を取り戻せたのは、奪われていた幸せを朔様が彩芽にもう一度取り戻してくれたから。

    そして、今回思った。朔様がそうして優しい気持ちを彩芽に注げたのは、家族の皆が今まで朔様に優しさを注いでくれていたからなのかもしれない。誰かを思い遣り幸せにしたい気持ちは受け継がれて行く。そんな素敵なお話でした。

    • 8
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    ビスティン伯爵夫人……!(誰だっけ?)エリヤに喧嘩売ってたリゼナの取り巻きの母親だったかな?

    とうとう正式に皇后と皇太子のお披露目。ようやくここまで来たかと思う反面、ジェレミーの姿を見ると少し切なくなってしまう。エリヤは彼を友人或いは恩人と感じていても、そこに恋愛感情はないのを改めて感じてしまったので。彼女にはカーライルが大切な唯一の存在で、今はそうした気持ちを持つ心境にはなれないのかな。そして切ないけれど……いつかエリヤがまたそうした気持ちを感じる時が来るのなら、相手はレイモンドなんだろう。

    一方で、エドモンドが少し笑顔になってくれたのなら良かった。両親はともかく、エドモンドはやっぱり良い子だから、辛い想いをするのは可哀想だ。カーライルみたいに親子と感じられなくてもレイモンドにも情はあるだろうし、エリヤは彼を巻き込んだり傷つけたりはしない。カーライルとも仲良くやれるだろうし、リゼナが断罪される時が来てもエドモンドは救われて欲しいな。

    • 8
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    アルマンダイトずっとルウェリンのこと大好きじゃん!!!!(知ってた)
    ルウェリンに対する執着の格が違いすぎる。ルウェリン大好き格付け一流芸人だよ…お前がGac○t様だよ。

    息子を不妊状態にした先代王太后
    娘の大切な存在を奪い続けた先王
    息子に薬盛って子作りさせた現王太后
    死んだと見せかけて娘を捨て愛人と逃亡した前王妃
    我が子を作っては使い捨てる教皇
    息子を投獄させて愛人と逃亡した前公爵←new!
    この世界毒親しかいない。振り回される子供が可哀想過ぎる。自分と違い愛しい人と結婚できる息子への羨望や嫉妬があったにしても酷すぎる。

    ルウェリンの元から消えたアルマンの5年が明らかに。作中でも作外でもルウェリンの前から去ったのを非難されていたアルマンダイト。事情があるのは察してたけど真相は想像以上に悲惨だった。アルマン、どれだけ辛く苦しかったのか。そしてどれだけ強くルウェリンの事を愛しているのか。

    王女が一番辛い時に去って見捨てた裏切り者。作中でアルマンは、ルウェリン本人だけじゃなくザヤードにまでそう罵られてきた。だから貴方は王女の敵だと。けれど、あの時にアルマンが圧し殺していた悔しさの意味がようやく分かった。5年前、アルマンもルウェリンから離れたくなかった。彼女が自分を必要としていると理解して傍にいようとしたのに、無理矢理に引き裂かれてしまった。それはアルマンの責任じゃないし、どうしようもなかった事の筈。けれどきっと……彼こそが誰よりも許せないのだろう。あの時にルウェリンを守れなかったアルマンダイト・ヴィセルクと言う人間を。

    エルネルもザヤードも心から王女を愛している。けれどそれでも、二人の愛よりもアルマンダイトがルウェリンに向ける愛情は更に深くて重いと感じる。彼は本当にルウェリンの為に全てを捧げてきたんだろう。彼女が傷付く真実から彼女を守りたくて、憎まれても嫌われても、許されない裏切り者だと罵られても。自分は地獄に落ちても、愛する王女の傷付きやすい心と大切な命を守ろうとした。

    ここまで描かれてしまったら個人的にはやっぱりアルマンエンド以外はないなと思う。一人だけルウェリンとの関係で背負い失った物が重すぎる。何度も回想される幼い頃の約束。2人が抱えた互いへの未練を見ても、この話は一度は引き裂かれたその約束が叶うまでの物語なのだと感じてしまう。

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