すずふさんの投稿一覧

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    いや忠誠心に正誤は必要やろ!!…….この敬愛する祖父の言葉がカッセルを縛る枷だったのか。だから、どれだけ憎みながらもオスカルと対立する事が出来なかった。イネスがオスカルの妻として虐げられていた人生でも。

    カッセルの魂の底から溢れ出る殺/意。それは悲しみと怒りから来る感情だ。イネスを傷付けるオスカルへの。イネスに不条理な罰を与え続ける神への。そして、いまだに全てを思い出せない自分自身への。

    けれど、もう一つ。カッセルが気付かないままの真実がある。それは、今この時を生きているイネスは確かに幸せを感じていると云う事。記憶を持ったままやり直し様々な絶望や諦観を抱えていたイネスは、カッセルに愛され自分もカッセルを愛する事で、今の人生に幸福を感じていると云う事だ。その事を、早くイネスと再会して伝えて貰って欲しい。

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  2. 声なき贄姫と黒龍の結婚

    060話

    第60話 あの日のように

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    いやだから親王ほっぽって込み入った話したりイチャイチャしたりしてるからー!静養中の朔様と彩芽ちゃんはともかく、父と弟は親王対処に当たるべきだったのでは……

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    なんでまだ君ら拗れとんねん(床ドン)!!

    少し態度軟化した?からのド級の塩対応。結婚に愛はなくヴィセルクとブリジェントが結ばれるだけ。トリスタンとは烙印の存在を知らせないまま関係を持っている。自分にはアルマンも他の2人も同じ。これを云われても小さな希望とか言ってるアルマンダイトくん不憫すぎない??

    ただ一方で、確かに希望はあると思う。手を払ったのはアルマンに烙印が反応したからで態度が硬化したのはトリスタンの話を出されたから。黄金の烏の時に彼を突き放そうとして揉めたのもエルネルの話をした時だった。ルウェリンはアルマンに烙印で他の男を受け入れる自分を見られたくない、思い出の中の綺麗な自分を忘れず愛していて欲しいからこその「ずっとその子を忘れないで」なのかもしれない。そこにはアルマンの気持ちが愛ではなく自分への罪悪感だと云う誤解もある。だから今も含めた彼女を愛したいアルマンとはすれ違う。

    アルマンには残酷な言葉だろう。もういない自分を想って心変わりもせず愛のない結婚で人生を捧げろは、人の気持ちを無視して未来を束縛する言葉だ。彼の愛を無意識にでも知ってるからこその傲慢。心が伴わない口付けと気付いて唇を拭うアルマンの姿が悲しい。

    けれど、読者は知っている。アルマンとの夜にだけはルウェリンが他の2人に見せない、過去にアルマンが愛した純粋で明るい姿を見せる事を。自分を守る為に覆った氷の中に、過去のルウェリンが彼女の一部として存在している事を。だから今もアルマンと彼を呼ぶのだと。

    なんか巻き込み事故でエルネルや団長の愛まで否定されてたけどw今後もその二人と関係を持たせる為には必要な拗らせ展開かな。結局は彼女がアルマンの気持ちを信じられるようになるのが、多角関係のゴール地点なんだろう。愛を拒むのは愛に溺れ人を傷付ける両親を反面教師にしてるのかもしれない。

    とか思っていたらお兄様がまさかの展開!自分が王の血を引いてない事も知っていたんだね。彼は彼なりに苦しんでいた。死んではないだろうけど、誰がした事かは気になる。モード伯の関係者?と言うか、ルウェリンは赤騎士団にあれだけの事をされてまだ「王になるのは兄が退位してから」とか考えていたのか。アルマンへの厳しさとバスティアンへの甘さの落差が酷くて風邪引きそう。お兄様は優しいしルウェリンには良い顔しか見せてないから仕方ないのかな。

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    定期的に読み返すくらいにこのお話が大好き。このあとに少しずつ寡黙な彼の気持ちや過去が出てくるんだけど、本当に良い男なんだよね。深く強く一途に、子供の頃からずっとルウェリンを愛している。

    この話で見せた魔獣を圧倒する強さも聖剣も、彼が苦境のルウェリンを守るために5年の間に手に入れて来た物。パメラに蹂躙されないヴィセルク公爵家の権勢もそう。デルフィナ前王妃処刑で凋落していた公爵家を復活させ、立場が弱いルウェリンの後援をする為にアルマンは戦ってきたんだよね。

    傍にいて愛の言葉を囁くよりも、離れていても彼女の命や名誉を手に入れる為に力を尽くす。それがアルマンが選んだ愛し方なんだと思う。

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    人気が出ると一話が短くなる。めちゃコミさんにあるあるですね。

    嫌な女その2の罠にはめられた所を嫌な女その1に利用されるめちゃくちゃ嫌な展開。透さん良い人なんだけどさ。愛実との過去と言い、お坊っちゃんなせいか騙されやすくてワキが甘いのよ……こんな状況なんだから、もっと警戒心持ってよ。

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    待って君ら何回人生繰り返してるの!!!?

    あと

    結局全部オスカル皇太子が悪いんじゃねえか!!!

    いやもう、話がどんどん難しくなるんですけど。この輪廻の起点が何処なのか。現状描かれているイネスの記憶では、一番初めはオスカルに嫁ぎ皇妃になった時の様に見えていた。カッセルとはお互いに惹かれ合ってはいたものの自覚はなく、2人が親密な関係になる事はなかった。にも関わらずイネスの貞節を疑ったオスカルは、彼女を虐げる事で自分一人の物にしようと執着し……結果、イネスは自分の命を絶った。だから次からの人生では、オスカルから逃れる為に行動するようになった。

    一方で今回のお話を読み返してみたらオスカルの「お前の妻」と云う一連の発言に気が付いた。そして他の方のコメントで以前に見た病に倒れたイネスや海岸で語り合うイネスとカッセルの姿を思い出した。休載中にすっかり忘れてたwあれが、オスカルの妻になる前の2人の記憶なのかな。この時には病死だったから、イネスはこの時の記憶は忘れてしまっていた。けれど、夫婦だった2人が死別した人生の記憶を、この時に自死したオスカルは覚えていた。だから2人の不貞を疑った。と同時にイネスを妻にする事が、劣等感を抱いているカッセルへの仕返しでもあったのかな。

    原罪は人が生まれながらに背負わされた物。蛇の甘言に惑わされたイブがアダムと共に禁じられた果実を口にし、その結果人は知恵を手に入れ、同時に神に見放され聖なる魂から離れて楽園を追放され、罪に染まりながら生きていく事になった。つまり、そうして罪や穢れた心にまみれながら生きていく事こそが、生まれながらに背負った罪を償う行為になると云う。……その生を自ら放棄するのは、犯した罪への贖罪を放棄すると云う事。自ら命を絶ったイネス達は、その罰として同じ時を繰り返しているんだろうか。

    そうして繰り返してきた生の記憶は、現在の彼女にも多くの悲しみを与えていると思う。オスカルに虐げられていた事。エミリアーノと息子のルカを失った事。その2人を殺したのが、誰より信頼していた兄ルシアーノだった事。どれも背負い続けるには悲し過ぎる記憶だ。唯一の救いは、どの記憶でもカッセルは彼女の味方だった事だと思う。今度こそカッセルとこの繰り返しから抜け出して欲しい。

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    久しぶりのジェレミーとジェードの失恋組。見ている分にはもうエリヤへの気持ちは絶ちきったのかな?そろそろ終盤だと思っていたのに、なんかまた新しい登場人物が出てきた。完結はまだ先になりそうかなぁ

    今週もレイモンドの顔色は分かりやすく悪い。突然自分を遠ざけ始めたレイモンドに、エリヤが思うのは一体何があったのかと云う事。冷たく距離を取られて考えるのは「またレイモンドは冷たくなった。自分を気遣っていたのはやっぱり一時的な物だった」じゃないんだよね。彼が距離を取り始めたのは何か事情があるんだと、今のエリヤは考えている。それだけレイモンドを信じられる様になったと云う事なのかな。

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  8. 短さ以上にこの内容の無さに今後の課金を躊躇いそう。だって今回、後輩くんと社食にご飯食べに行っただけですよ。これから購入する人には、多分この話飛ばして大丈夫ですと伝えたい……

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  9. 禁忌の子

    081話

    愛しい我が子

    ソフィアお母様だけじゃなくエウァンお父様も!見せて!!妊娠した妻を気遣いお腹の子を慈しみつつイチャイチャ出来ないのが少し不満なエウァンお父様は何処ですかーー!!?

    創造神様、ソフィアが禁忌の子を救う存在と言っていた割にはあっさり殺害させたり、死んだ人間を過去に戻してやり直させるのはOKだけど死んだ人間を生き返らせるのはタブーとか、方針がブレブレ過ぎない?大丈夫?

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