レーズンチーズパンさんの投稿一覧

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作品レビュー
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話コメント
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1 - 10件目/全15件

  1. 評価:4.000 4.0

    ツッコミどころがクセになる

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    108話まで読んで、今2周目の途中です。

    前世で叔母親子の姚芋芋(←漢字で変換できない)と婉児、夫に裏切られて終わった主人公の蘇九卿の人生やり直しストーリーです。
    昔の中国が舞台で人名がわかりにくいのですが、1度目しかルビが振られないので主な人物を下にまとめてみました。

    主人公 蘇九卿(そ・くきょう)
        蘇泱(そおう)医者の時の呼び名
    将軍 林越(りんえつ)
    叔母 姚芋芋(よう・せんせん)
    従姉妹 婉児(えんじ)
    伝説の名医 孟回春(もうかいしゅん)
    九卿の父親 蘇弘遠(そ・こうえん)
    九卿の母親 蘇青蓉(そ・せいよう)
    九卿の婚約者 彭子然(ほう・しぜん)
    九卿の友人 柳宝(←漢字変換できない りゅう・えい)
    九卿の友人 唐玉嬌(とう・ぎょくきょう)
    皇女 宝陽(ほうよう)
    第4皇子 無軒(むけん)
    林越の婚約者 顔亦藍(がん・やくらん)
    九卿の侍女 桃雨、梅香(とうう、ばいこう)
    林越の部下 風良、雷信(ふうりょう、らいしん)
    診療所の従業員 阿力(ありき)
    林越の屋敷にいる少年 阿黙(あもく)

    とにかく芋芋と婉児の性格が極悪の一言に尽きます。蘇家を乗っ取るために平気で九卿やその母親の青蓉の命まで狙ってくるので、それを阻止するために九卿は名医である孟回春に無理やり弟子入りします。短期間で習得した医術や知識を使ってその後に起こる問題を次々と解決していくのですが、その間に危ない場面で何度も現れては助けてくれるイケメンの林越と少しずつ距離を近づけていくのでした。そしてストーリーはなぜかどんどん国家レベルまで発展していき‥?!

    個人的な見どころは、まず芋芋母娘(私は勝手にイモイモと呼んでいます。コメント欄を見ると同様の方が複数おられるみたいです。)の嫌がらせを九卿がサラッとやり込めるところですね!九卿の好戦的な態度も好きです。
    それから、たった半年で医術を習得してしまい、脈を診る・薬を作る・鍼だけで実に色んなことが分かったり治したりできます。
    「ええ?!」っということが頻繁に起こり、それをコメントで他の方とも共感しまくれるのが楽しいです。
    絵は最初は物足りなく感じましたが、読み進めていくうちに気にならなくなりました。女性陣の衣装は細かく描かれていて、とても美しいです!

    毎日無料で3話ずつ2回読めるので、話もサクサク進んでとてもオススメです!

    • 9
  2. 評価:5.000 5.0

    感謝とリスペクト

    ニュースで訃報を知り、しばらく言葉が出ませんでした。

    こちらのサイトではありませんが、最新話まで読んでいます。
    田中さんやあかり、登場人物たちがそれぞれ出会い、関わり合いながら相手の素晴らしさに心を奪われ、お互いにどんどん影響を与えながら自分自身も世界を広げて成長していく、そんな読んでいてとても気持ちが前向きになる作品でした。
    田中さんが挫けたり凹んだりしては共感し、あかりが笙野にブチ切れては笑ったりと、楽しみながらも読んだ後はつい「私も少しは背筋を伸ばしてみようかな?」と背中を押してもらっている気がしました。
    まるで本当に生きている友達のように。

    こんなにも愛すべきキャラクターたちや物語をこの世に生み出して、私たちの心を暖め震わせて下さった芦原先生に心から感謝します。
    どうしようもなく孤独な気持ちで亡くなられたかもしれませんが、今は全ての苦しみから開放されて穏やかでおられることを祈ります。
    先生の作品を読んだたくさんの読者が感謝とリスペクトの気持ちを持っていたことが、どうか天国の先生に伝わりますように。

    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    笑いすぎてキュンキュンも止まらない

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    まず花の性格が良し!ブスだと自覚はしているものの、それも含めて人生を「まあこんなもんだ」と卑屈になるわけでもなく、マイペースに歩んでいるところに好感が持てます。
    喪女ならではの数々の切り返しに、何度お腹を抱えて笑ったことか。
    些細な出来事でも、花にかかればもの凄い重要ミッションとなり、全力で奮闘する彼女がとても可愛く思えます。
    上野君と両想いになってからもゆっくりじっくり話が進むので、笑いの場面は以前より減りますが、その後はキュンキュンが止まりません。
    周りの人たちも花の人となりに触れたりして、みんながいい人になります。
    周りのラブもすごくいいです。
    ちなみに私は新橋君押しです!

    花の優しさや、花を思う上野君の真っ直ぐさや、仲間を思う友だち達も最高の青春ストーリーでした。
    読み終えて、とても気持ちが明るくなる本です!

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    ただのひとりごと

    コミック(スクエア版)→アニメ→コミック(謎解き手帳)→小説(←今ココ)で、
    どっぷり薬屋ワールドにハマり中✨

    個人の感想です。
    コミック(スクエア版) 絵(猫猫)が可愛い
    コミック(謎解き手帳) 話が分かりやすい
    小説 先が気になって手を出してしまった
    アニメ 薬屋の世界観が損なわれず、ほぼ忠実に(なんならより美しく)映像化されている

    先日本屋に行ったら私のレジの一つ前の主婦っぽい方が薬屋の小説を購入していて、お子さんが読むのかご本人が読むのか、はたまた家族で読むのかなどと想像してニヤニヤしてしまった。
    もはやレビューとも呼べない、ただのひとりごと。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    お嬢様がもはや菩薩様のよう

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    貴族のお嬢様のオパールが、強く賢く逞しく、嫁ぎ先の財政の立て直し&冷遇する輩をまるっと更正していくお話です。

    とにかく物語の初めは、オパールに対する旦那様のヒューバートや後見人母娘や使用人達の仕打ちが酷過ぎて、イライラを通り越して憤りまくりでした。オパールと結婚したおかげで何とか体裁を保てている貧乏状態を棚に上げて、彼女のことを邪魔者扱いし、つまらないイジメまで。ヒューバートは貴族の肩書と顔しか取り柄がなく、すぐにカッとなってオパールの話を全く聞かないわ思い込みも激しいわで、文字通りお話になりません。あと何と言っても腹立たしいのが、後見人母娘のノーサム夫人(私はステラおばさんと呼んでいます)とその娘ステラ。ステラは「貴方さえ来なければ私がヒューバートと結婚できたのに!」とオパールに対して意味不明の逆恨み。いやいや、オパールが来てなかったらあんたら財政破綻で全員路頭に迷ってましたけど?ステラおばさんも内情がわかってそうなのに、ヒューバートの無知をいいことにオパールを「あの女」呼ばわりで女主人面。使用人も立場をわきまえずに無礼の限りをつくす。全員イッペン死ンデミル?
    そんな逆境でも我らがオパールは腐ることなく前向きに、領地領民のために自分に出来ることを着々と進めていくのでした。

    オパールのここがすごいよ!ベスト3✨
    ①嫁いですぐに領地管理の不正に気付いて手を打つ知性と行動力
    ②領地の生産性を上げる経営手腕
    ③嫌がらせを受けた相手であっても更正の機会を与え、見捨てない心の広さ

    特に③は私だったらありえない!ケイブ意外は全員クビにしていいと思うけれど、まあそこがなんともオパールの器が大きいということで。①②も読み応えがあって面白かったです。ギャフンもありますが、時間をかけて菩薩の手のひらで皆(一部例外もいる)が悔い改める…的なお話ですね。
    とにかくオパールがあまりにも人間的に出来すぎており、ヒューバートと全く釣り合いが取れていないので、最後は初恋の幼なじみのクロードと結ばれて、オパールには絶対に幸せになってほしいです!

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ものすごい作品に出会ってしまった。

    ネタバレ レビューを表示する

    主人公の泪(るい)は死者の霊が見えます。
    ある日、恐ろしい異形の霊に取り憑かれてしまった幼なじみを救うために、必死にもがきながら霊(後にそれは連続◯人の犯人の生み出した生き霊だとわかる)やその犯人と戦うストーリーです。

    とにかくこの霊の見た目が究極にグロい。
    決して画力の高い作家さんではありませんが、得体の知れない恐さが冒頭からひしひしと伝わってきます。泪が見る他の死者の霊もまあまあ恐いですが、泪がそれらの霊と対話ができるせいか、そこまで不気味に感じませんでした。ちなみに幼なじみのまどかはとても可愛いです。

    1話目からどんどん物語に引き込まれ、「犯人は誰?」「どうやって解決するの?」とページをめくる手が止まりませんでした。
    またこの物語は異形の霊との戦いの他に、泪がかつて亡くなった弟トモキの霊とも向き合い、その死を乗り越えることがメインで描かれています。「あの時自分がああしていれば、トモキを失わずにすんだのでは」とぬぐえない罪悪感をずっと抱えながら生きていくのは、とても辛かった思います。それゆえに、トモキの霊の真意がわかった時の胸の高鳴りといったらもう…!読んでいるこちらまで胸が熱くなりました。
    最後は連続◯人犯に手にかけられた被害者達の霊に導かれて犯人と対峙することになるのですが、そこに至るまでも被害者の無念さや被害者家族の心情、事件を追う刑事達のやるせなさ、もうひとりの霊感少年の存在など色んなピースがあり、最後にそれらが結集していく様が素晴らしく、盛り上がりが冷めることなく最後まで一気に駆け抜けました。
    また事件が解決した後も「めでたしめでたし」で終わらず、生きている人間に大きな爪痕を残しますが、それを抱えながら前を向いて生きていく様子が描かれていたのもよかったです。

    文句なしの星5です!
    また作者の方は子育て中にこの作品を描かれたと知り、心から脱帽です。
    素晴らしい作品をありがとうございました。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    選んだ方が正解

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    結婚して長く経てば、恋愛要素は薄れて愛着や信頼関係で夫婦関係が成り立っていくのだろうか。お互いの気持ちを柔らかく伝え合うのは難しい。本当に臨んでいるものが自分でもわからなかったりして、他人に投げたブーメランが自分にも返ってくる。

    純のことは嫌いになれない。彼女なりに悩んで行動して決めていたから。何もせずに待っていたわけでもない。途中流されるかと思ったけど、そんなことなかった。個人的には真山君推しだったので、彼にはこれを経験にして次は幸せになる恋愛をぜひしてほしいと、願わずにはいられない。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    優しさがじわじわ広がる

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    3姉妹と腹違いの妹が、父親の死によって出合い、一緒に暮らすようになるお話です。

    時間の経過による登場人物たちの心の動きが、季節のうつろいの様子とともにとても丁寧に描かれています。
    彼女達の親にあたる人物が何人か出てきますが、その誰もが弱さやずるさや身勝手さを持っていて、それに子ども達が幼い頃から振り回されます。
    彼女達がそれぞれ大人になって、親たちが何を考えていたのか、今の自分は何が心に引っかかっていて親と向き合えないでいるのか、1人1人の考え方も違います。
    そして身勝手な親でも、不器用な優しさを持っていること、十分ではない量ではあるけれど親としての愛情を持ち合わせていたことに気付き、それらを受け止められるようになります。
    それでも彼女達なりのスタンスで向き合っていく様がとても素敵だと思いました。
    特に梅酒のお話がとても好きです。

    言葉やセリフが無くても、その行間に他人の気持ちを汲み取る場面も多く、その考え方や返答にいちいち感動したり共感したりしました。
    大人も子どももそれぞれの考えをしっかり持ち、そのやりとりや関わりの中で新しい発見があったり人を思いやったり、人として成長が描かれていてよいです。
    子ども達だけではなく大人達も、家族の中で、社会の中で、歳を取って(成長して)いく中で、悩みや家族の問題が出てきます。
    それらを実に淡々と、でも誠実に向き合う様子がとても素敵で、3姉妹も末っ子のすずもそれ以外の登場人物たちも皆それぞれ個性的で魅力的なのですが、それらを無理なく物語に紡いでいく作者様の才能が見事だと思いました。
    バナナフィッシュとは全く違う魅力の、これまた名作でした!

    ドラマチックなストーリーというわけではありませんが、優しさがじわじわ広がって安心するというか、心にしっくりくる作品に出会うことができて幸せです😊

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    猫猫可愛い

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    人攫いにあって後宮で働くことになった猫猫。なのに飄々としていて、なんならそこで好奇心ゆえ色んなところに首を突っこみ難事件を次々と解決しちゃう。才女かつ鋼のメンタル。絵も可愛くてドンピシャに好みです。
    謎解きがちょっぴり難しめで、繰り返して読んでようやくわかる(私だけ?)ので熟読しながら堪能しています。
    まだまだ伏線がはられたままのものがあるので、今後どういう展開で謎や真相が明かされていくのか楽しみです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    何度読んでも。

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    学生時代にコミックスで読破して、何年ぶりかに読み返しています。
    とにかくゆっくりじっくり風早の影響で自分の殻を破って爽子が成長していくのが素敵だし、恋心を深めていくのもキュンキュンします。周りの子たちもみんな魅力的で、この出会いや一緒に過ごした時間が一生の宝物になるんだろうな、と羨ましくなります。
    自分はこんなキラキラした青春ではなかったけど、この作品を読むと自分もそんな体験をしたかのようなドキドキや切なさやほっこりが味わえました。
    ところどころで心にささるセリフも散りばめられていて、今読み返しても、昔と違ったところで刺さったりします。
    大好きな作品です!

    • 0
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