5.0
かなりのハイスペック女子!
歴史モノ、花嫁モノ好きで試しに読み始めたら配信分全部一気読みしちゃいました。
ティナは貴族のお嬢様だけど妾腹の子のようで侍女として冷遇されてたから、よくあるシンデレラストーリーになると思いきや…。ティナは戦後敵国からキース殿下のもとへ嫁いだので全く歓迎されず、ひどい扱いで、夫のキースからも拒絶され、ちょっと心通わせられたかと思えば、キースは側近たちにティナに騙されるなと疑心暗鬼にさせられる。34話まで読んで、あと一息でティナとキースに信頼関係(恋?)がうまれそうだったのに、また邪魔が入って…💦
とにかく一筋縄ではいかないので、焦れったいけど先が気になります。
ティナはまだ戦時中の子供の頃、人質に来ていたキースのお世話係をフードで顔を隠しながらしていて、キースと仲良くなり恋心が芽生えますが、キースはティナがそのときの子供と気がつきません。しかもキースはティナを拒絶するため恋人がいると嘘をつく始末。
ティナは聖人のような心の美しい子なので、それを受け入れ、敢えて子供の頃の話はしない。でもキースと恋人役の子がいっしょにいるところをみると嫉妬に苦しむ。そんな中ティナは、キースや民の役にたとうと、孤児院でめちゃくちゃテキパキ働き、刺繍はプロ並み、礼儀作法は完璧、政治にも関心があり、キースに不利益と思われる情報を聞けばキースに伝え助けようとする。キースにはもったいないくらいハイスペな女子なので報われてほしいです(キースの元を出ていってもいいんだよというレビューが的確で笑っちゃいました)。
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