5.0
救済者に救済はあるのか?
本ネタのトレースは未読です
表紙の絵に惹かれて読み始めました
残酷なシーンもあり、規制の緩かった80年台のB級C級のホラーやサイコサスペンスに馴染みの無い方にはショックを受けるかも知れません
現在読める最新話まで読んでいますが、まだ主人公に得体の知れない不気味さがあります
彼が行っている事は、彼にとっては善行であり、それを続けることで、(来世で?)彼の「想い人」に再会できると信じている。
「想い人」は壇の初恋の人?で、すでにこの世には無く、実は彼自身の手で●したかった?
被害者にとっては壇はある意味「救済者」であり、「善行」を行い続ける果てに彼の望む「救済」は本当にあるのか?彼自身は本当にそれを信じているのか?
壇は法で捌けぬ者に代行者として罰を与えているが、映画で良くあるような「敬虔さ」は無く、この「仕事」を楽しんでいるようなところがあるのが怖い
罰を与えた者の絶望の表情をカメラで取り、コレクションしていたり、人をキャンプファイアーしておいて、ヒラヒラと舞い踊ったり
趣味と実益を兼ねて一石二鳥というか、、、
ある意味ホラー
人に絶対オススメとか、絶対読めとは言えないが
私はおっかなびっくり読んでます
次はトレースも読んでみたいと思っています
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ブルータル 殺人警察官の告白