やわっちさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全44件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    「くじ」だって、一つの運命だし運命の相手

    どなたか、リクエスト感謝致します。
    他サイトで、気になり少し無料分読んでいて、課金するならこのサイトでって思っていました。然し、面倒くさいのでリクエストサボっていたら、助かりました!良かった!しかも、無料分付きで。有り難い。
    温かな、ストレスフリー向けには、お勧めの1作。
    主人公は、貧乏な小さな領地の男爵令嬢、ベル。初めての王都に感動し、美味しい食事を夢見ている。ドレスは、手ずからリメイク。他の令嬢のドレスを素敵だとうっとり見ていて、貴族令嬢にありがちな、妬みや嫉妬や他人への誹謗中傷に無縁の、素直な女の子。
    暮らしは貧しい為平民同様で、馬の世話や芋掘りが日常、だからこそ、身の丈をわきまえていて、日々の暮らしの中に幸せや他人への思い遣りや感謝を忘れずに、しっかりと自分の足で立ち、一生懸命に生きている。その素直さや、温かい思い遣り等を知る事で、読者も、次期公爵のアレン同様、絆されてゆくのだと思う。
    一方、運命のカ―ドを引いたアレンは、ルーベンド公爵家の嫡男で、帝国軍最高指揮官に任ぜられた実力派の高位貴族。ちなみに、男爵位は、貴族位の最下位で、公爵位は皇家(王家)を除く最高位。端から、男爵家に拒否権は無い縁談です。普通の貴族令嬢は、幼少期から厳しい淑女教育を受けて育つ。何故なら彼女達は、家名を背負う商品だから。より良い上位貴族の嫁ぎ先へ送り出す為、お金と時間と優秀な教師による教育を、本人の意志に関わらず受ける事になる。
    だが、ベルは、平民と変わらぬ生活を送っていた様子。領民と領地を助ける為に、この縁談を受けたベルだけれども、いかに頑張りやの彼女であっても、何時か、上位貴族とのレベルの差に苦しむ時が来るとしたら、その時には、ベルを唯一無二の存在として、アレンが支えてくれたら良いなと思う。
    今は、アレンが、孤独な子供時代と不仲な両親の元で育ち、中々結婚に希望を見出せないでいるが、少しずつ、ベルと交流していく中で、人間らしい豊かな感情を取り戻す方向で進んでいくのを見守りたい!
    その後、前述の通り、次は、アレンが支えていってほしい。雰囲気からして、ハッピ−エンドと確信が有るけれども。
    続きが、とても楽しみな作品。掲載ありがとうございます。

    • 14
  2. 評価:5.000 5.0

    むむ!逆転勝利はフレンだけじゃない!

    あらすじを読んで、あれぇ?どっかで読んだお話しだと思いました。アンソロジーの続きでしたね。
    5話からが、実際の続きと言うか、後日談になります。そして、その主人公は趣味で帽子を作っている侯爵家の令息の方です。
    彼には、彼の事情があり、その為に、もしかしたらその状況から気持ちが逃げていて、趣味に走ったのではと察せられます。
    最後には、ハッピ−エンドになりますが、最愛のノエルの後押しも有ります。ざまぁ程の凄さは無いにしても、二人のその後も、二人ならばの連携で、幸せな未来を掴んでゆく姿をご覧下さい。
    短いけれど、温かい気持ちになれると思います。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    私は、完結至上主義。最期迄見届けられる!

    「あの悪女」とは、メリベル•エデンベル公爵の遺児(七歳で両親が亡くなり、叔父に成人迄の期限で、生家で叔父一家と同居する事になった)「暴君」とは、現皇帝のエセレド•レギナ•フェオフイル(皇帝となる為に、5人の兄弟を亡き者にしたと言われているが、実は、生き残った長男のバルドウィンの行方を追っている)この2人が、悪女と暴君になる迄の理由と、1年前に逆行して生き戻ったメリベルが、家門も爵位も名誉も命までも、彼女の総てを奪った叔父一家に復讐を果たすべく、共に行動していく中で、気持ちを通わせて行くお話です。
    絵は、少し硬質で、派手さは有りませんが、綺麗な線描と、背景等の描写も上手く、殺伐とした内容と合致していて、読み進め易いと思います。
    この作品は、初登場ながら完結しています。
    最近特に、かなり読み込んでいた先生方が、お亡くなりになる中で、度々痛感するのは、作品の完結を見たい!と言う事です。あくまでも個人的な主観ですが、例えば、尾田先生は、何とかしてもらえそう、でも、富樫先生は、?が10個は有る。
    最後迄読めずに自分が終わるのは、自己責任でも、作家の先生方の無念さを予想するだけでも、思うだけで既に切ないです。こうした未来が来ないことを、祈るしか無いですが、コレは完結しています。兎に角、最後まで読めます。実は、ラスト迄読んでいないコメントで、恐縮ですが、見届けられる安心感が有ります。途中ながら、リベンジを果たす為に、懸命に悪女ぶるメリベルと、何故だか自分でも分からない想いを抱きながら近付いてゆくエセレド。少しずつの進展の最後には、リベンジを果たしたヒロインと、愛する同志であり皇后を得た皇帝がいて欲しいと願います。この個人的願いは果たされるのでしょうか。
    願わくば、二人の行く末を見届けて行きましょう。是非お願い致します!

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    またも、楽しいアンソロジー登場です!

    他のサイトで第一話の「婚約破棄ですか?私の婚約者はちゃんと別に〜」のさわりを読んでいて、続きが読みたいと思っていました。
    多数の人の居る場での、晒しモノに対する婚約破棄宣言!有ります、良く読みます!然し、令嬢からは、あなたと婚約した覚えが無い。他に婚約者は居るが、公に出来ない事情が有ると告げられました。そんな馬鹿な!焦り動揺した宣言男は、逆上し令嬢に暴力を振るってしまいます。と、そこに登場したのが…。続きは、読んでからのお楽しみ。
    1話の長さはお話の内容に伴いマチマチですが、上記1話も、成る程そう来るか?色々仕込んでいる内容で、面白く読めます。
    特に、お勧めなのが、良心的な価格設定。一巻の価格から割り出されたとはいえ、良いです。お手軽お得感があって!
    しかも、悪役令嬢じゃ無いジャンルです。最近特に、悪役令嬢ジャンルでは無いと、売れないと思っている風潮なり発売元なりが有るように思っていますが、面白ければ、単純ですが、売れます!間違いなく。(悪役令嬢モノは、好物ですけども、やはり内容次第ですから)
    タイトルに惹かれはすれども、買うかどうかは、次の段階ですよね?コレは、買っても大丈夫です。気になるヤツだけ買って読めばいい。ナンタって、アンソロジーですもの!選べます。選んでみて下さい。巻頭の1話目が、特にニクいね、この!で推奨します。
    さぁ、どうぞ、不遇令嬢ジャンルへ、ご一緒致しましょう。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    孤独な皇帝と使い捨ての皇后の、絆を育む話

    無料分のノッケから、血生臭いシ−ンからが始まります。
    ヒロインのメレディスは公爵家の娘では有るものの、下働きのメイドとの娘で、母は公爵夫人と嫡女からの度重なる虐めや暴力に耐えかねて、屋敷を出てしまってから、外にも出してもらえずヒッソリと暮らして来ました。
    ある日、突然、父親の公爵から、皇帝に嫁ぐ事を宣告されます。一度も名さえ呼ばれたことの無い父親からです。理由を尋ねても答えられず、彼女に選択肢は有りませんでした。
    そして、式場で初めて会った皇帝は、生気も乏しく咳込み、今にも倒れそうな人物。式を挙げただけで、それ以降は、同席せずに不在。そこまで病弱な皇帝に嫁ぐ事を、誰一人彼女に予め教える人は居ませんでした。ここで、彼女の位置が明らかになります。つまり、世間からも名ばかりの家族からも、四面楚歌で、信頼出来る味方は侍女一人だと言う事。
    体裁ばかりの心情的には劣悪な環境で育った割には、素直なメレディスは、病弱な皇帝への配慮で、一度皇帝宮へ参内を断りながら、義務として訪れてみると、スプラッターな場面展開を見ることに!
    此処で最期を迎えるのを回避する為、特別な秘密を明かす事になります。「治癒の力」母親からの遺伝ですが、この国では、王から排除された歴史が有り、この秘密を明かす事、ましてや皇帝に告げる事は両刃の剣でした。然し、味方の余りに少なく、自分を助けてくれるかもしれない唯一の存在に巡り会えた事に、皇帝テオドルは、信用出来ないながらも、他に策はないので共闘する事になります。
    使い捨ての一人の女性と、味方が少なく常に命を狙われている皇帝!
    互いが互いの生死を握っている状況とは言え、少しずつの歩み寄りや行動が、信頼や、果てには愛情に結び付いてくれそうな予感がします。
    そして、それぞれの抱える問題とリベンジが果たされる未来を願って、星5つで。
    絵は、シンプルで、派手さは無いですが、それがお話しには合っていて良いと思います。
    まだ、配信が多く無いので、盛り上がりはコレからでしょうが、この際ファンタジーでもバイオレンス満載の格闘シ−ンが、有っても良いかと!闘う皇帝が見てみたい。続きを是非、お早く。楽しみです。

    • 5
  6. 評価:5.000 5.0

    祝完結!そして待望の書籍化!めくれる物語

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    おめでとうございます。そしてありがとう御座いました。
    大好きなクレイン先生の作品です。始まってから、ジリジリじれじれしながら、続きを楽しませて頂いていました。が、短編と言う表示を信じながらも、そこそこの長さがあった事に、感激致しました。物語は、ヤンデレの魔法使いである幼い弟子のアリステアと、既に大人の女性であった師匠のララの愛のお話しです。
    普通の時間軸では年の差は越えられない!然し、魔法使いであれば、更には、師匠が時を止め石像になる事で、その差が逆転すれば?クレイン先生の真骨頂がここに有ります。
    家族からも排され、周囲からも理解を得られず、孤独と絶望の地獄のような世界に居たアリステアを、その存在を丸ごと受け入れ愛してくれたララを、全世界を敵にまわしても唯一無二として、愛する以外になかったアリステア。
    冷たい石像のララを、慈しみ、終わりのない愛を捧げ続けて、20年が過ぎました。
    ララの夢、子供たちが皆誰でも学び、健康に平和に生きていける世界に、少しでも近付けて、いつか何時か、ララが復活した時に、自分は死んでいても、頑張ったと褒めてもらいたいと、苦しみながらも力を尽くすアリステア。
    彼にとっては、ララの生きてない世界は、かつて一人ぼっちだった幼い頃の孤独より、幸せを知ったが故に、さらなる地獄だったでしょう。
    その切なすぎる想いが、幸せに溢れた完結まで描かれた事を、感動と共に、セキモリ先生への感謝をお伝えしたいと思います。
    そして、最後に書籍化。待望の書籍化です。完結作の良いところは、全巻で何冊かが分かりやすいこと。本年は、先ず一巻目が出ました。平積みが直ぐに無くなりました。来年以降五巻迄。カラーの絵が自分の手元に!
    最後に、この素晴らしい作品、愛する作品を教えて下さった「めちゃコミ」さんにも深く感謝致します。ありがとう御座いました。嬉しかったです。
    コミックスって、やっぱり良いですね。特に、コミカライズは原作の良さが有り、それを過不足無く表現出来た描き手の力量有っての事では有りますが、良いものを良いと思える自分と、読む事を許される世界や日本に、有難さを感じています。
    ありがとうございます。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    リバース作品!現在配信分、何と実質無料!

    ネタバレ レビューを表示する

    見つけちゃったね!超ヒットの予感!
    毎日無料は、絶対の自信が有るからでしょう。私も、待ての出来ない犬の如く、課金しまくってます。だって面白い。
    作品は、悪役令嬢のタイムリープで、ざまぁ系。母親と自分を殺した義家族に復讐を果たそうとするお話しです。設定は、良く有る。有りすぎる!だけども、そこで終わらないのが、制作がリバース社でAntstudioだからです。この2社でタッグを組んでの代表作は、御存知「結婚商売」次に「悪役皇后の専属侍女」等、個人的趣味趣向ではありますが、続きが待てない。無料なのに課金してしまう。ハマりました。
    どちらかといえば、もっと綺麗な絵柄が良いし、カラーは有り難いが、カラーじゃ無いとイケない理由が有るわけじゃないのに、多くの人物設定に奥行きや育った環境や背景や性格が作り込まれている事、お得意の細部まで神経を使って描かれている建物、植物、花束、場面ごとの様々な衣装デザイン(前回のドレスの品の無い派手さと、今回の品の有る美しい似合うドレスの大きな差)。
    それら表現の総合的美術だけでなく(まだ最後迄は読んでいないので、途中ですが)物語にも、まだ明かされていない謎が有ります。主人公のアリアの父親は、もしかしたら、皇室に近い裁判官の行方知れずの弟?他国の王ロ−ハンが今後どう絡んでゆくのか?主人公二人は幼い頃に既に会っていなかったか?二人は最終的に幸せになるのか?義家族に対して、しっかりリベンジを果たせるのか?ポイントは目白押しです!実質無料のこの際、手を出さない選択肢は無いでしょう!どうぞ、ちょっと読んでみて下さい。沼る同士を募集中です。宜しくです。

    • 135
  8. 評価:5.000 5.0

    上等じゃないか!下剋上!

    久々の面白ワクワクなコミカライズです!
    他のサイトで連載中でしたが、コチラでも読めると知って感激です。
    主人公は、元平民ながらも、聖女候補として日々努力していたコルネリアと言う少女ですが、ある時突然いわれの無い悪意有る断罪にて、候補を降ろされ、追放の代わりにシスターとして遠方に左遷されます。
    自分の言葉は誰も聞いてくれず、信じてもくれないと、半ば人生そのものを諦め、自分の気持ちさえ封印した人生を送るしか無いと、投げやりに訪れた教会で出逢ったのは、正式に神の教えを学び、人々に信頼され慕われている、正真正銘の悪魔、神父クラウスでした。
    自分との契約を求めながらも、押し付けようとせず、貴族名のコルネリアでなく、亡くなった母が呼んでくれていたネリネで呼んでくれるクラウス。
    神父なのに神の存在を信じず、それなのに、ネリネの幸せを願ってくれるクラウスという存在は、これから沢山彼女を助けてゆきます。
    この作品は、よくあるざまぁ系でありながら、神父が実は悪魔であるという逆説的設定が、この世界観では、存在しない神や実は聖女よりも、余程、深い愛や想いを持って、人を真摯に見守ってくれる存在です。単なる恋愛話ではなく、各人の行動にはそれぞれなりの理由が有ったり、次々に起こる事件の背景や、その解決までの過程や、力関係や、情勢等が、理屈ぽく無く分かりやすく、物語として上手く落とし込まれていて、面白く読み進められます。
    原作の雰囲気を壊さず、更に絵師の力を得て、上質なコミカライズになっていると思います。
    個人の好みは様々ですが、特にお勧めです。実際に考えると酷い場面も有る為か、少女漫画でなく女性漫画の括りですが、まだ明かされない事件の背景や、これから起きてくる問題等、ポイントは目白押しですので、お楽しみは、まだまだ続きます。
    是非ご一緒に楽しみましょう。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    また、逃げる系ですか?リバースさん…

    画面全体の質は高いと思います。
    何しろ「リバース社」ですから。
    キャラクターの好みは、少し分かれそうなのですが、私としては正直もう少し何かが足りない感じがしてます。じゃあ物語の面ではどうかと言えば、リバース社が出している中で、タイトルに、逃げるが付いてるのは既に2作。(逃げれば、逃げるほど)(愛人は逃げる)
    どっちも、逃げられてから、追い掛ける執着系!配信が少ない為同じとは限らないけれど、同じ系統で無ければ尚更、タイトルが頂けない!
    柳の下に3匹目は居ないと思う。
    もう既に、無料分で、気持ちは挫折に傾いている。せっかく、「結婚商売」と言う大ヒット作、代表作を生み出している会社なので、もっと、工夫やら、アイデアなりが欲しかったです。
    以上は、個人的意見ですが、期待したし、これからも期待してますので、更に良い意味でのドキドキ感の有る良作をお願い致します。

    • 5
  10. 評価:4.000 4.0

    アンソロジーの集合体!お買い得では?!

    世の中に、アンソロジーコミックスは溢れています。世界観はほぼ中世ヨ−ロッパ風で、貴族社会を題材にして、押し並べて、高位貴族令嬢ならば、王子や王太子辺りから、下位貴族令嬢ならば上位貴族令息からの、謂れなき理由による婚約破棄(断罪のケ−スも有り)からの、一人の女性としての幸せを掴むまで!(ザマァは伴う時も)もう、皆様ご存知のパターンを基本に、様々な作家さんと絵師でもって、こねくり回して刊行サれています。大量に!
    で、私も好きなので購入致しますが、一巻に玉石混交、気になる話は1話か2話。気に入る絵柄も多く無い。だが、ネットでも、本屋でも、絵や内容の詳細が分からず、安くはないが、1話を読みたくて購入する事も、実際有ります。
    アンソロジーコミックスは、大体一巻に五話です。本作は、1話が3話か、4話に分かれており90話有るので、およそ25話。5巻分の計算です。しかも、タイトルが表記されていて、内容の好き嫌いは、お試しで1話見れば判断できます!
    素晴らしい世界観の壮大なテ−マによる大長編も、好きですが、箸休め的な、ちょっと息抜きに適したアンソロジーも、良いと思います。ラストまでが早い!兎に角、直ぐに来ます!
    そんなひと時を求めるあなたには、こちらがオススメです。選べる自由が、あなたには有ります!

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