チールーさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全132件
  1. 評価:5.000 5.0

    面白い

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    信長だけでなく、何人もの戦国武将が犬に生まれ変わっているという。しかも皆、ご近所さんという。笑
    今世の犬の名前で呼び合ったり、会話に現代の若者言葉が混じったりする様子がなんとも面白いです。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    素敵な人

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    主人公の森若さんに好感が持てます。真面目すぎるきらいはありますが、毎日の生活を丁寧に、より良く過ごそうという姿が素敵に見えました。自分に課した小さな決め事を積み重ねることで安定を守る森若さん。こういうタイプの人は、欲望に流されることや自堕落とは無縁ですよね。一見地味なこの暮らしが、実はとても美しいのだと感じました。

    森若さんの主義は『フェア』ではなく『イーブン』。経費で落ちる落ちないを的確にジャッジしていく経理部の敏腕社員ですが、相手の人間性のジャッジがまた、なかなかの正確性。こちらには機械的な思考や数字っぽさがなく、あるのは森若さんならではの人間味ある視点です。相手が人としていい人であることを認めた上で、仕事としてはそれではいけないとしっかり判断できる目もまた素晴らしい。

    森若さんを慕う男性社員の太陽君がまた、良い人間性。真面目で細かすぎとも言える森若さんの行動に対しても、否定したり無理に修正しようとせず、明るく気長に待ってくれるところが好きです。自分の好みや価値観を押し付けず森若さんの暮らし方を尊重する姿に、愛情を感じます。

    大らかな太陽君と接していくことで、森若さんが少しずつ変わっていくのがまた微笑ましい。ちょっとのイレギュラーを許せるようになったり、イーブンと言いつつもなんだか可愛い解釈をしてしまったり。これからの二人の関係性がどうなっていくのか、とても楽しみです。

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  3. 評価:5.000 5.0

    全話読みました

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    難しいテーマに正面から挑んだ力作だと思います。賛否両論は、制作側も覚悟の上かと。

    小学生時代の描写は、目を背けたくなるほどリアルです。幼稚で身勝手な6年生の集団と浅ましい教師たち。健常者の子供たちの人間関係からして問題だらけで、まして障害を持った子が加わって平穏無事にいくはずなどない。せめて大人たちに教育者としての人間性が備わっていなければ、到底無理なことです。
    印象的だったのが、女性教師が『しょうこちゃんはノートでやり取りするよりも手話を使った方が楽だから、みんなで手話を覚えましょう』と提案した時、健常者の女子生徒が『私はノートでやり取りした方が楽なんですけど』と言った場面。確かに障害者を無条件に優先するのはおかしいことなのではと、ハッとしました。耳が聞こえないながらみんなの中で一緒にやっていく障害児はもちろん大変だけれど、それをサポートする周囲もまた、12歳の子供。健常だからと無条件に負担を強いるのは間違っているのではないだろうか、どちらの子供も少しずつ負担を分け合ってやっていく方法を、大人が間に入って一緒に考えるべきなのではないかと考えさせられました。

    主人公のしょうやは、子供時代に酷い行いをしました。しょうやはそれを抱えて大きくなり、それは生きる意味を見失うほどの存在となって、やがて自死という悲しい選択が脳裏に浮かぶまでになります。
    他の子たちも、どこかでそれを引きずっている。明るく振る舞っていても、心の奥深くにはそれがある。
    聴覚障害のしょうこもまた、抗えない自己否定に苦しみます。いつも謝ってばかりいることを健常者の女子からきつく指摘される場面では、読んでいて胸が痛みました。その女子の言いたいこともわかるんです。ちゃんとぶつかって来いっていう思いが込められていることも。けれど、しょうこには難しかった。一人では何もできなくて、ずっと周囲の負担になっていて、自己肯定感なんて微塵も持てずにいて、存在そのものを『ごめんなさい』と思ってしまっているから。

    子供というのは、往々にして残酷なものだと思うんです。大人に近づいていく過程で、当時の自分の残酷さを思い起こして震え上がってしまうような、そんな記憶を持つ人もいるはずです。
    それぞれがその記憶をどうやって消化していくか、お互いを許し、自分を許していけるか。そんなことを考えさせられる、物語のラストでした。

    • 6
  4. 評価:5.000 5.0

    面白い!

    話題の作品なので読んでみました。こんなに面白いとは、予想以上でした!
    主人公の頑張りがとても良い。見ていてグッときます。
    グロさについては、私はそれほどしんどくはなかったです。もちろん人それぞれだと思うので、苦手な人は注意が必要かも知れません。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    いつかこんなおばあちゃんに

    グランマ最高にカッコいいです。何でもかんでもぶった斬るわけじゃなく、まずは一歩離れて見守ってくれるところがさすがですね。そうして、ここぞの場面では絶妙な金言をくださる。しびれます。

    いつか私が老齢を迎える時には、若い人の役に立てるおばあちゃんになりたいなあと思います。孫たちが悩んだ時、なんとなくばあちゃんに会いたくなるような、会って話したらなんだか心が軽くなったわーと思ってくれるような、そんな存在になれたら……と。歳を重ねた者にしかできない役割って、あると思うんですよね。そんな役割を果たせる老人になることが目標です。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    面白い!
    どこかしら人と違う、おかしくも純粋な2人が、不器用ながら少しずつ距離を縮めていく過程が愛おしい。
    まるで不審者だけれど警察官の彼のキャラがとても良いです。

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  7. 評価:5.000 5.0

    心温まるストーリーです。こういう優しい視点が大好きです。
    どの職業も尊いものですが、頼れる小児科の先生は、親にとってまさに心の救世主ですよね。
    うちの子供たちがお世話になった先生はだいぶご年配でしたが、ともすると見過ごしてしまいそうな微かな症状から病名をズバリ割り出してくださったことが何度もありました。おかげさまで早期に治療することができ、いずれも大事に至りませんでした。今はもう引退されましたが、私にとってずっと忘れられない先生です。
    ブッキー先生はお若いので、これから何十年も、たくさんの親子を救っていくんでしょうね。
    子育てパパの日々の気づきが素敵です。読みながら、頑張れ!と応援しています。

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  8. 評価:5.000 5.0

    日々を丁寧に生きるカップルの姿に好感が持てます。それぞれに仕事を頑張って、帰宅後はこまやかな気配りをもってして作った料理を囲んで。こんな暮らしをお手本にしたいと感じました。
    レシピがとても魅力的。実際に作ってみたくなるものばかりです。うちは大家族なので、この品数はちょっと現実的ではありませんが(汗)、でも時間が許す時には、こうしていっぱい作ってみたい。

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  9. 評価:5.000 5.0

    面白かった

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    女同士の家族って、基本は楽で楽しい。男抜きでいる時間が、諸々のリセットになったりするんですよね。
    もちろん母娘も姉妹も、女同士でモメる時はがっつりモメるし、こじれて嫉妬なんかが絡むとすごく厄介になる時もある。この作品にもそういう描写が出てきたりしますが、それでもどこか可笑しみがあるというか、滑稽な愛すべき関係であり続けられる『女同士の家族』。面白いです。
    かつて私本人が2人姉妹で育ち、母を加えて3人でああだこうだやっていた時代がありました。現在はというと、年頃の娘たちを持つ母親になって、これまた女同士でああだこうだやっています。この漫画の母親側と娘側の両方を、リアルに経験しているというわけです。そういう立場から読むと、この漫画は母娘あるあると姉妹あるあるに溢れていて面白かったです。

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  10. 評価:5.000 5.0

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    獣医師を目指す男子高校生二人が主人公です。
    野生動物の命と向き合う二人の心持ちに好感が持てます。べたべた感傷的になるわけではなく、真摯な眼差しで命を見つめている姿が良い。
    動物が命を落とした時、『なぜそうなったのかを知りたい』『最期の場面をせめて自分は覚えていたい』そう思うことは、ただただ悲しむことよりもずっと意味のあることなのかも知れない。この作品を読んで、そう感じました。

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