5.0
安定の画力
槇村先生の絵はやはり綺麗。そしてスケートシーン、身体のライン、人物の表情、どれも表現力が素晴らしいです。主人公はトントン拍子で駆け上がっていくのかと思いきや、挫折や横槍いろいろあって。1人の少女の成長を見守るような気持ちで読み進めました。
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88807位 ?
槇村先生の絵はやはり綺麗。そしてスケートシーン、身体のライン、人物の表情、どれも表現力が素晴らしいです。主人公はトントン拍子で駆け上がっていくのかと思いきや、挫折や横槍いろいろあって。1人の少女の成長を見守るような気持ちで読み進めました。
孤独な主人公の周りに、次第に人が集まっていく。アパルトマンに住む一人一人の人生にストーリーがありとても面白い。家主のカトリーヌは時に塩対応なんだけど、皆んなを温かい目で見守ってる。こういう場所がたくさんあったらいいのに。
たまたま近所の美容室にコミック1巻が置いてあり、暇つぶしに手にとりました。続きが気になり購入。主人公島さんの人柄、複雑な生い立ちに心揺さぶられます。コンビニでの様々なエピソードに驚きつつも、きっとどれも実話に近いエピソードなんだろうなと思いました。島さんみたいな大人、今の時代に貴重です。
戦国時代にタイムリープする設定はありがちなんだけど、とにかく主人公がひと味もふた味も違います。美人でも可愛くもない(現代でもイケてない)設定なのに、憎めない愛嬌さと度胸と、若様への一途な思いにやられちゃいます。
落語のこと分からなくても楽しめます!娯楽が少なかった時代に、老若男女が楽しんだ寄席とはどういう場だったのか。この漫画を読むと昭和初期にトリップします。100や200ものネタを覚えるなんて、本当に好きじゃなきゃ出来ないこと。現代まで脈々と受け継がれる落語の話に敬意を覚えました。
おばあちゃんの言動が、とにかくスカッとします。勧善懲悪なストーリー展開ですが、現代社会が抱える問題(犯罪、家族間過干渉、都会と田舎の地域差など)がからんでいて面白いです。途中からおばあちゃんが物語の核となる問題、わどのように解決していくのか予測するのも楽しいです。
とにかくコタロー君がかわいい。話し方、言葉遣いもいいし、態度や行動にじ〜んときます。こんなに我慢強く、自立して、周囲に気配りできる子供は現実的にはいないでしょうが、子供って案外分かってるよね、見てないようで見てるよね、という事が再確認できるストーリーです。子供から学ぶことは多い。
登場人物が多く、たくさんの伏線が絡みあっていて、深いです。嫉妬、羨望、やっかみ、嫌悪…人間のダークな部分と、優しさ、共感、憧れ、愛情…人間の善良な部分とが丁寧に描かれています。
読んでいると感情移入し過ぎて胸が痛くなるような、そんな漫画です。でも何度も読み返したくなるんですよねー。
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モーメント 永遠の一瞬