4.0
面白くなりそう
死んだと思ったら知らない世界の知らないモノに転生していたゆえの違和感の描かれ方が、主人公のわがままに感じてしまう部分が多く、ちょくちょく嫌な感じがする。転生する前の主人公の姿かたちや人物像の存在感が薄いからかな。
だがしかし、面白い設定でよく考えられていて、面白くなりそう。
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死んだと思ったら知らない世界の知らないモノに転生していたゆえの違和感の描かれ方が、主人公のわがままに感じてしまう部分が多く、ちょくちょく嫌な感じがする。転生する前の主人公の姿かたちや人物像の存在感が薄いからかな。
だがしかし、面白い設定でよく考えられていて、面白くなりそう。
ファンタジーな設定のもと、その世界で生きるモノそれぞれのキャラクターや価値観、社会の構図やしくみなどよく考えられていて、繰り広げられるエピソードの流れに不自然さをあまり感じさせない。さらっと読んでしまった後に、本当によく考えられていることに圧倒される。絵がかわいい、ヨーロッパ風の衣装や建造物が美しい。
心が通い合いそうな流れになっても、そのたびに悲しいことが起こりそうで勝手にハラハラしてしまう。
のんびりした空気感があるように感じるのですが、それがまた嵐の前の静けさよろしくハラハラする。
主人公がお酒を楽しむ姿が本当に楽しそうで、こんな風に飲めたらなあと思いながら読んでます。
会社の後輩男子は憎たらしくて、振り回されるんじゃないよ主人公って感じなんだけど、どうなっていくのかなあ。
大昔から誰かが担ってきたことですよね、それが今では仕事として成立するほどになっているということなのでしょうか。
なぜか読んでしまいますね。
無理な設定から始まって、この先なぜそうなったのかわかっていくのかなと期待しながら読んでいくうちに、主人公がどんどん嫌いになってしまいました。登場人物のキャラクターがみんながみんな突飛すぎてとっ散らかってるって感じかな?
戦後すぐの頃の話。その頃と今とでは価値観の違いがあることを考えながら読んでいると、希望通りの展開にはなりそうになくてちょくちょく現実に引き戻される。でも素直にハッピーエンドを期待してしまう話ですね、登場人物も魅力的です。
読み始めたときは、本当だったらとか考えて、死んだ経緯を自分で書くなんて面倒この上ないなあって感じでしたが。
何だかあっけなくて物足りなかったり、程よく想像通りなんだけどやっぱりどうなったのか気になったり。面白い設定です。
自分が何もわかっていないことをわかっていない主人公。目の前の問題の答えをなんとか考え出すが、基本的にバカにしているからか根本的にはわかっていない。しかし、悪意はなさそうだし意地悪でもない。ただ、家事労働や育児、子供自体を、気付かずにバカにしてストレス発散している。主人公がそれらに気付いた時に、わからないままでも自覚ができれば家族みんなが幸せでいられる方法が、あればいいなあ。
不倫カップを二人とも、これでもかってくらいクズに描いていますが、最終的にスカッとした復讐を見せてもらえるのか、期待していいのかどうか。不安な感じがするのは、展開が遅いせいなのかな。
展開が遅いのは、双方の心理を丁寧に描いているともいえるかな。
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本好きの下剋上 第一部