5.0
良い子は騎士道精神に救われる
周りの人、皆の注目を集める美しき伯爵令嬢アニエス。
初めての社交界でアニエスの元へ挨拶へ行った、田舎領主の三男坊で貧乏騎士のベルナール・オルレリアン。
その時アニエスに睨まれた事をずっと根に持っていた。
最悪の出会いから5年、父親の不祥事でアニエスの家は没落していた。誰も手を差し伸べて助ける人はなく、アニエス1人ボロい安宿でギリギリの生活をしていた。
ある日、オルレリアンを訪ねて来た女性が。
アニエスだった。オルレリアンは、嫌味でアニエスに「使用人として雇ってやる」と言う。
するとアニエスは、「ありがとうございます」と涙を流す。
オルレリアンの屋敷で働くようになって、ある雨のひどい日に屋根から雨漏りが…アニエスの使っていた屋根裏部屋が使えなくなってしまう。
オルレリアンが自ら屋根に上がり、一時的に修理をするが、屋敷を維持する費用や修繕、そしてその時の雨で風邪を引き寝込んでいるアニエスの為医者を呼ぶ事に。口止め料も…と、お金がかかるとうなだれるオルレリアン。
ある日新聞記事でアニエスについて悪女だと書きまくられており、騎士隊長がアニエスを保護する為、慈善活動をしていた孤児院へ行くように言われる。
孤児院では、何を聞いても、
「彼女は慈愛に満ちた方だ」と言われる。
そういえば、9話で、10話で詳しく、睨んでいた目の👀理由が明かされる。予想通りでした。
貴族の中にはアニエスを狙う者も出てきて、隊長にも了承を得て危険を覚悟でアニエスを保護しようと決めたオルレリアン。
そんな時、突然母親から縁談話の手紙。
アニエスを婚約者役にして何とか乗り切るが、母親はアニエスの親がどうとは思わず、一個人として気に入ってその気まんまん。
アニエスの悪い噂は、その時現れていた偽アニエスが「全て自分がやった事」だと自白した為、本物のアニエスを探すのが本格的になってしまう。
騎士様、オルレリアン様、あんなに良い子だもの。守ってあげて下さい❗️
そして、オルレリアンも、騎士道精神でアニエスを匿ってる、とても素敵な人。
2人が上手くくっついて欲しい❗️
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没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります コミック版