5.0
2人に絆がある事を願う
姫でありながら自ら甲冑をまとい、騎士として剣をふるってきたアルデーリア国王女のレオーネ。
そんな王女に敵国であるゼルジオスから縁談が。
相手は戦場で何度も剣を交えたベルトルド。
滅亡寸前のゼルジオス国は魔法大国であり、その力をどこも欲する。その為、政略結婚で丸くおさめようとしていた。
ベルトルドはレオーネを迎えにわざわざやって来た。甲冑姿で出ていくレオーネ。
「このいでたちに何も言わぬのですね…失礼を」
と言うと、
「お美しくあられます」と手を握る。
民に慕われていた姫がゼルジオスへ嫁ぐことを反対していた民が騒いでいたが、レオーネが民に向けて
「アルデーリアとゼルジオスは手を取り合うのだ」 と立派な口上を述べて行く。
ゼルジオスでは当然レオーネは良く思われず。
しかし、戦場で戦う時も同じく周囲にすぐに受け入れられなかった事を思い出し、少しずつでも変わっていくという事を知っているレオーネは、侍女達と話したり、何かとゼルジオスとの仲を良くしようと努力している。
ベオトルドとの夫婦仲も、少しずつ進展していってくれるといいなぁ。
いまだ夫婦仲は未知。12話までです。
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金髪の姫将軍は元敵国の好敵手に嫁ぐ