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ティナのしんの強さに脱帽
61話まで購入しました。
ティナが幸せになれて、やっとホッとしました〜。
でもそれまでなかなか切ないお話で、こちらまで泣きたくなるお話です。
敵国の花嫁になるとは、こういうことなんだと思い知らせされます。昔の女性はどんな仕打ちに耐えていたんだろう…と。
貴族だから良い生活、贅沢ができるというだけではなく、その背後にはいつでも大きく足元が崩れていく可能性があるのだと。
歴史には女性や子どものことがあまり表立って描かれてませんが、本当に大変だったなかもしれません。
たしかにキース側の国からするとリデアの姫であるティナは、婚姻はしても敵国でしかない。
信用してほしいと思っていても、なかなか出来ないという気持ちもわかります。
あのジクラスの王とのことがなかったら、最後までティナの本当の姿、人柄を知ってもらうことが出来なかったのではないかと。
ティナのキースへの深い愛が、国を守りキースの幸せを願うという軸がぶれずに真っ直ぐあったからこそ、このハッピーエンドもあったのかなと。
なかなかここまで犠牲的にはなれません。
それは相手の幸せをただ願うティナの聖女のような優しさからです。
でも、自分の幸せも大切にしてほしいです。
これからは存分に幸せを感じて生きていってほしいなと思いました。
良い作品でしたが、
⭐︎ひとつ減らさせてもらったのは、後半1話がめちゃめちゃ短かったです!
これは読者からブーイングでると思いました
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望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す