ゆっくりながらも夫婦として歩み始めてる二人に、どうやら元カレが水を差す予感が。
最後の後ろ姿を見て「最初この人誰よ?」と思うくらい私は元カレの存在を忘れてた。
主人公も私のように存在を忘れていてくれたら
どんなにラクなことか。
でも主人公はケータイを見れば元カレの名前が履歴に出てるんだろうな。
主人公は捨てられた時に「二度と見たくない」と彼の電話番号やアドレスを消したり、彼からもらったものやらを捨てるタイプではなかったから。
また元カレを思い出して悩むのだろう。
ここで副社長がきちんと対応できれぱ、
おそらく主人公は近いうちに、副社長こそが
「拓也さん」になるんじゃないかな。
きっと、副社長にとってものすごく大事な
局面だと思う。
まあ、何らかの理由で昔から主人公のことが好きなんだから、元カレを追い返す、嫁を守るくらいのことは当然するでしょうけどね。
しかし、元カレの用件はなんだろう。
挙式の費用だのはおそらく彼女側が払っただろうから、そのあたりの立替分の精算やら、慰謝料としての支払いの件での連絡なら、彼なりの誠意が多少はあるのもわかり、まだ許せる。
その後は弁護士にでも引き継ぐなりすればいいのだから、こういうお金のことなら会うこともなくおそらくそれっきりですむ。
そして主人公も区切りがつき、前を向き始められるだろう。
問題は「逃がした魚は大きい」とわかっての復縁狙いだとしたらヤバい。
元カレは計画的に主人公を捨てたのだから、
もしまた主人公に近寄ろうとするなら、
副社長は今度こそ容赦なく元カレに制裁を加えてもいいのでは?
ストーカーとして警察沙汰にしてもいいし、
挙式時に取れなかった慰謝料をたんまり請求してもよし。主人公の代わりに徹底的に戦ってほしい。
さて、元カレの狙いはどちらか。
私としては後者のニオイがする。
元カレは挙式前に主人公を振れない意気地なしなくせに挙式当日に新婦が一番傷つく捨て方をしてる
超自分勝手な男。またこの男はやらかすような気がする。
副社長、ここはしっかり頼みますね。
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マリッジシンデレラ 拾われた花嫁は一途な副社長に溺愛される
023話
第10話 休日デート(2)