大好きな人が花音さんの前からあれだけ去っていく
からそう思ってしまうんだよね。
確かに年齢的に、大切な人を失っている人数が
多いのかもしれない。
無理言って来てもらった両親は確かにトラウマレベルで突然の悲しい別れ方をしたけれど、
おじい様は病気だったわけだし、翔も撃たれはした
けど生きている。翔のお父さんも元気。
嫁いだ家は翔が撃たれたものの無事なわけだし、
今の環境は何も問題ないと思うけどね。
むしろこのケガですんで良かったと思うべき。
そこをネガティブに考えてしまうのが、やはり花音
さんなのかな。
翔と花音さんは、先を見通せるおじい様がくっつけた縁。翔はおじい様を失った時に花音さんがいたから
こそ、悲しみに暮れなくて済んだんだと思う。
だから花音さんが深く考えてしまわないといいけれど。
アメリカには、日本でいう厄払いをするとかないのかな、あとは教会に通うとか、毎日好きな人たちの幸せを願ってみるとか。
翔はここで暮らそうと考えてるようだけど、これは
きっと子育てを考えた時に環境がいいということからだよね?
でも、旅行先でケガ。ひとまず義父さんの待ってる家に帰ったほうがいいのでは?
今後のことは要職についてる翔のことも考えて
より安全なところを考えたほうがよさそう。
ネガティブ花音さんになると、かなり厄介になりそうな予感しかない。
突っ走る花音さんを翔がどれだけ説き伏せてくれるかにかかっている。
ほんとは、花音さんも働くなり、翔のこと以外にも
何か生きがいができるといいと思うんだけど。
そういえば、昔翔があげたパソコンやら車やらは
どうしたのかな?
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幼い妻
046話
第46話