3.0
元凶は母親
好きだけど、個人的に登場人物にとても腹立たしく思った作品でもあります。
レイラの人生を歪めたのも、レイラの妹の人生を歪めたのも、その元凶は二人の母親。そして、そんな母親の愚行を見て見ぬふりしてきた父親も同罪。母親の狂気がなければ、姉妹がこんなに諍うことはなかった。
逃避行までの経過は割とすらすらと描かれていたけど、それだけでレイラに感情移入して泣けてしまうほど。
結末まで読んだけど、それでもどこかモヤモヤは残りました。個人の感想です。
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2
傷心公爵令嬢レイラの逃避行