4.0
官能的なタイトルがいい
同じ作者さんの「痴情の接吻」が好きでした!
如月先生は「痴情」とか「耽溺」とか、古風で官能的で少し背徳感がある絶妙な日本語を使われるところが素敵です。
痴情の接吻はタイトルの淫靡さに比べて中身は結構ストレートな恋愛モノな感じがしましたが、この耽溺のススメは仄暗さがあり、悠生のヤンデレっぽい感じ(このワードでくくるとちょっと陳腐ですが)や、雛との歳の差が背徳的でゾクゾクします。
とはいえ今のところ悠生も一線引いてるし、自分よりも雛を守ることを優先しているので、盲目的な感じはないけれど、今後「耽溺」な様相を呈するのか、気になります。
- 0
耽溺のススメ