5.0
ポディテブでかつアグレッシブ!
男尊女卑の濃い、中世ヨーロッパのある一つの街で、帽子店を営んでいたガブリエル。貧乏な下級貴族と結婚した為に、生活費が必要で始めた帽子店。貧乏と言うよりは、競馬や女遊びに浪費している馬鹿な旦那のせいだった。ジャック・バルサン…?(ゴキブリにバルサン?)だけに、ゴキブリ男と言おう。
このゴキブリ男が愛人に子供が出来た話しで金が必要になった。その金をガブリエルに丸投げして、金を手にする算段だったらしい。はっ?何で私が…って言う話しで、ガブリエルが離縁を申し出た。
『国は破綻している夫婦には財産分与と離縁を認めている』から…と。ところが、強欲ゴキブリ男が、店の名義は自分のだと言い出した。呆れても、そこで怯まないガブリエルが、三ヶ月の使用を条件に、新たに次の考えが浮かんだ。店を王都へ移す考えだ。
髪を売って、その金で布等の材料を仕入れ、帽子を作り売って王都進出資金を稼ぐ事。3人の職人もガブリエルを信用してついて行く覚悟をする。
ある日、バルサン家にカーライト商会だと名乗る(ニッキー)が、ガブリエルに会いたいと訪れた。
けど、ゴキブリ男の愛人が自分です。とそこで偽の契約書を交わしてしまった。
帰る汽車の中で、王都へ向かうガブリエルと出会い、全てを知るニッキー。逆にゴキブリ男達を嵌めて、詐欺罪と盗難罪で訴えると…。
事を収めて、いよいよ王都へ…。最後にカトリーヌ夫人の計らいで舞踏会へ招待される。そこには当然ニッキーもいた。ダンスをしながら、ガブリエル商会を買いたいと申し出たニッキーに、自分の足で立ちたい!と。
感銘を受けたニッキーは“貴女の信頼を1年で取り戻す”…の意味は?フフフ😁
11話で終わったけど、次回、将来激突する二つの商会…と。益々気になる再入荷!
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能ある夫人は離縁届けを叩きつける