5.0
楽しい神様達
田舎の一軒家が誰も居なくなって、その家の管理人として湊君が住む事になった。だけど訳ありだらけの家で、その家を建てて住み始めた叔父さんが、余り住まずに亡くなってしまった。
たどり着いた時に黒い霧が見えて、道で拾って送ってくれたトラックのおじさんに聞いたら、「面白い冗談」とか言って帰って行った。家の外塀の扉を開けようとした瞬間、パアっと風が吹くようになったのは何か?
その後メモの文字が薄く殆ど消えていた…。
それから始まる怪奇現象ならぬ、読んでいて面白い事ばかり。
山神様始め、その眷属達(テン)三匹、瑞亀、竜、キリンやら風神雷神までの賑やかな同居。
その間に湊君が買い物の途中に出会った、現代版陰陽師。陰陽師と言えば、単純に安倍晴明、平安時代の京の都で跋扈する魑魅魍魎から、憑きもの祓い、とか陰陽五行を使って活躍したお祓師…あたりかな?よく知らないけど…?
そして何故か、現代版陰陽師には神様達が見えていないらしい。ただ何かは感じるみたいだ。
そんなこんなで、陰陽師さんから是非と仕事を持ちかけられて、山神様の眷属達と他県の○霊退治に出かける事になった。
但し湊君は前より“力”を使えるようになっているよ。風神から授かった風の“力”とかに加えて、文字にも強い“力”が増している。
いざ出発で終わってしまった。今までは楽しかったけど、この先はどうかな?いきなり怖さ倍増したりして…。(;゚д゚)
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神の庭付き楠木邸