5.0
公爵様は策略家
戦争の途中に兵士の怪我人続出し、クロエの父親が屋敷を兵士達の為に解放した。
その事に感謝の言葉を掛けるでも無い。
足が不自由なクロエの献身的な治療にも、兵士達は勝手に彷徨いて居るんじゃないのか…と、クロエを笑っていた。
公爵も兵士達もなんて奴らだろうと腹が立った。
クロエに対して、会うごと辛辣な言葉を投げ付けるけど、クロエの凜とした冷静な切り返しで、クロエに興味を持ち始める。
クロエ家は落ちぶれた貴族になって、確かに父親が娘を貴族にと願っていたから、そこを指摘されても返す言葉もない事実。
妹を何事も無く結婚させたいと願っているクロエの気持ちも余所に問題を起こす妹のアリス。
それも公爵家のパーティー会場で、公爵にばれてそれを黙認して貰うクロエは益々追い込まれてしまう。
最初は酷い公爵だと思っていたけど、確かに筋が通る所も有る。
一気に無料分をドキドキしながら読んでしまった。
空気が張り詰めたような公爵との会話、この先の展開が気になる。
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5
その品格に反抗を