5.0
気持ちが分かる
家族だから当たり前って人は、してくれて居る人に迷惑かけて居るなんて少しも思わないよ。
まさに私の母親がこうだったから。
買い物一つまともに出来ない、例えば電気の球は何処で売って居るの?とか、どうやって交換するの?とか、髪を染めなれないから染めろ、「染めて欲しい」じゃなくて「ろ」の命令形だった。
父親が構い過ぎさたせいもあった。父親は事故で50半ばで亡くなってからが私は母親の身の回りや何から
振り回された。
勤めながらは母親にイライラがが増すばかりで、文句を言うと「なんで文句を言うの?」と不思議な顔さえして、そのうち娘は文句ばかり言うと周りの人に私の悪口ばかり言っていた。
そんな母親もガンになって入院退院を繰り返して、寄る年波で認知症になって、亡くなるまで十数年母親の世話は大変だった。
母親は世間知らずのまま結婚して、なかなか子供が出来ず、私は40近くの遅く産まれた子供だったから、母親の考え方が嫌いだった。
親の言う事には黙って従うのが当たり前の人だった。
だからこの家族も主人公がしてくれて当たり前、してくれないと「なんでしてくれない」と機嫌が悪くなる。
この物語の両親も、親の言う事を聞いて当たり前、兄弟は面倒見て当たり前になる。そして婚約者までも…
物語の中では、特殊能力を使いすぎて五感を失い始めて居るらしいけど、下手したら内臓まで悪くなるよ。
私も手術したり、経過観察の所が三カ所持っている。
思い出した時くらいでいいから、「どうもね」くらい言ってあげれば気持ち的に全然違う。
ところが、なんでか私の旦那も殆ど言わないなぁ…
良く取れば、私は何でも苦なくやってくれる人になっている?頼れる人なのか?
この主人公も家族からしたら頼れる人だったんだね。
ただ、頼る人が多過ぎたようだね?
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消える私に夫の愛はいりません