4.0
選択する怖さ
胸糞なのは間違いないけど、結果的には罪人はしっかりと罰を受けたんだろうなと思う。途中で不倫夫の謝罪に絆されそうになってる主人公にも「は!?」ってなったけど、娘がいたおかげでその道はなくなって本当に良かった。誰にだって優しいところもあるのは分かるし、だから好きになって結婚もした過去があるわけだから、そう簡単に割り切れないのかも知れないけど、わずかな優しさを無理矢理拾って『優しい人』と言うのは捏造でしかない。その優しさは全人類でそいつしか持ってないんかって。しかも優しい人なら夫じゃなくてもいいわけで、愛があるから夫になって欲しいと思うものでは?それに対して不義を行う相手が夫というポジションにいられるわけがない。不倫相手に本気じゃなかったとかどうでもいいし、気持ちがどうであろうがチャンスがあれば不倫するって選択をする事が問題。主人公や娘を第一に思うなら、失う可能性のある事をする意味が分からない。行動と言動に矛盾しかないから言い訳するだけ腹が立つ。その後にどんなに取り繕おうが謝罪をしようが、なかった事にはならないんだから、選ぶ時はその先にある未来も考えて選択しろって思う。人生でやり直せる選択なんてない。過去の選択の上に新しい選択が積まれていくだけ。時間が戻ることなんかないんだから。
と、本気で腹立つくらいには面白いマンガでした。笑
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パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます