5.0
最後までとても面白く読めました。様々な手を使って邪魔者を攻略(邪魔者も悪い人なので、見ていて痛快)して、最後に王太子とルシアと対決する様は悪役本領発揮ですね。しかし口では勇ましい言葉でしたが、裏に隠した女心にはホロリとさせられます。しかしとことんヒロインのアレクサンドラに寄り添ったのが、国王夫妻と王太子の弟殿下のジェラールだったのが、どちらが正解なのかを証明してます。しかし侍女のセナイダの事は、流石のヒロインアレクサンドラでも見抜けませんでしたね。それに王太子になったジェラール殿下とは、正式な結婚式の前に2人も子供が出来てしまうとは…聖戦の指揮を執っていたからでしょうが、ジェラールの熱意がアレクサンドラの哀しみを癒してくれたからでしょう。姉さん女房らしく失恋の痛手も乗り越えて、幸せになれるでしょう。しかしアレクサンドラも知らない最大のオチは「2人のルシア」です。これは読者も騙された訳です。転生物としては、とてもよく出来た設定だと思います。短時間になんども読み返してしまいました。またこんな作品があれば、読みたいです。
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残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.
041話
エピローグ(2)/あとがき