5.0
見事に
何話か事に主人公が変わり、そして、視点がその主人公の周りの人物からみた話になっており、
最新のカンナ編を読んだので、その感想を。
カンナは最初毒親から育てられ、結婚を前提にお付き合いしていた男性に自分の過去(母親になにをされたか?自分の子供時代等)を話し始めるんですが、価値観が合わずに結局結婚は白紙。男性と別れます。
母親冷たくない?という印象もありましたが、
シングルマザーで、2人の子育て。自分の事は自分でやってね。と言われてもそれは当然。まぁ、おもちゃの片付け、洗濯機に洗濯物入れてね。とか、小さい子どもでも躾られて当たり前なんですが、
それを母親から注意される→自分は可哀想という見解は大分違うのでは?
そして、母親視点から見たカンナは
皮膚が弱く、痒みが出るので不味かろうが、オヤツは砂糖を使用しないお菓子。
旦那→不○したあげく、引き取った息子にまともに食事あたえないクズ。養育費は最初だけ。
息子を引き取り献身的にサポート。
それが長男びいきと勘違いされる。
カンナが養育費と思い徹底的に使っていた費用、留学費・家庭教師代は勿論母親から。
結婚前提でお付き合いしていた男性→既婚者
あげく、慰謝料を母親に借りに来るカンナ。
呆気にとられ、そう来るかと目から鱗。
カンナ…愛情は目に見える物が全てではないよ。特に、身近な人はね。って言いたい。
親になって特にわかりますし、大人になって、例えば、上司や回りから箸の持ち方にしろ、挨拶、靴を並べる等々「親御さんに立派に躾られたね」と言われた日には本当に親に感謝しかないです。
その場限りの愛情じゃないんだよね。何十年先まで見越しての愛情なんだよね。とひしひし。
長々となりましたが、
私も鬼ババと言われようが、うざがられようが我が子に感謝される? 愛情を込めた躾頑張っていきます
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真綿の檻