あらすじ

「虐待」とは「虐めを待つ」と書く。確かに幼い日の私は、「これで今日の分が終わる……」と、どこかで虐待を待っていたかもしれない──。妙子は二人の兄と父と、裕福ではないながらも楽しく暮らしていた。父の不在中自宅が火事になったことで子供たちは児童養護施設に預けられる。その後、父は見知らぬ女の人を「新しいお母さん」として紹介し、新生・島田家の生活がスタートするが──? 虐待防止講師として活動する島田妙子自身の体験をもとに綴る本当にあったある家族の物語!!

みんなのレビュー

5.0

2021/04/15 3:59

今も

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この世の中に今現在進行形で虐待を受けてる子供はどれだけいるんだろう。
このレビューを書いているのは夜中だけど、今も寝るなとずっと立たされるなり正座させられるなりして、ウトウトと寝てしまうと殴られたり、水をかけられたりして起こされてる子供もいるのだろう。
本当に恐いことです。
ニュースで色んな虐待事件を耳にしますが、死に追いやるまで卑劣な虐待を毎日繰り返すなんて人間・ましてや親のやることではありません。子供はなんのために産んだのか。なんのために生まれてきたのか。
この漫画のように、虐待を受けている子供はたくさんいるんですよね。
担任の先生、女の子が丸坊主とか普通なら“おかしい”と気付くでしょ・・・と思ったし、継母の嘘にも気付かないなんて・・・。でも、実際、無能な先生もいることは確かかな。
まわりが早く気付いて、その子のかわりに声をあげてあげる、虐待する親から助けて守ってあげられる世の中になってほしい。

by 匿名希望
- 13
1.0

2021/04/04 2:09

しんどい‥

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この父親が全ての原因だと思います。
無計画に何人も子供をつくって、奥さんに逃げられたら施設を頼る。
施設の次は新しい女に頼って、その女が子供を虐待したら最初は見ないふり、次は一緒になって子供をいたぶる。
最後には、自◯して税金をムダに使い込んで、犬◯にした。
施設の費用も、パイプ洗浄液を飲んで入院治療を何ヶ月もした挙句に葬式を出すのも、ぜーんぶ税金で支払われてるんだから、本当にムダの固まり。

by 匿名希望
- 17
4.0

2020/08/05 17:51

子持ち・子無し関係なくみてほしい

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継母になる人たちはこれをみるべき。

妙子ちゃんにはじめて手をあげたところまで見ました。

まず妙子ちゃんが4歳の時に両親は離婚して、小学生のお兄ちゃん2人・お父さんと団地暮らし。お父さんは長距離トラックの運転手さん。ある日、お父さんがいない時に火事になり、その後子どもたちは施設に入る。でお父さんが、付き合ってる女性を連れて子ども達を迎えにいく。新しく5人での生活が始まり、その後継母は妊娠。そこからおかしくなった感じ。

この作品の継母は何故お父さんと結婚したのか。子ども3人がかわいそうでなりません。兄2人がこれからどうなっていくのか、追加で読みたいと思います。

by 匿名希望したい
- 9
4.0

2021/08/09 22:57

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これが実話で、大人になった妙子さんは、虐待をする親のサポートをしているそうです。全部読んでいないけれど、まずお父さんは弱い人だったのだろうな。継母も22歳でいきなり三人の子持ち、かつ赤ちゃんの世話とキャパオーバーだったとは思う。だからといって、ストレスのはけ口を子どもに向けてはいけない｡40年位前は虐待という認識も弱く、周りからのサポートも得られない状況であったのだろう。
だからこそ、昔のことを教訓に救える命は、生かせる社会にならないといけない。
虐待場面は、正直、気が滅入ります。妙子さんはよく生き延びてきた。

by 匿名希望
- 4
3.0

2021/04/03 2:22

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「なんで？なんで？」
義母に虐待されてるときの心の声は
そんなふうに表現されていました。
この子たち「なんで？」って思いながら
耐えてる。
だって何にも悪くないんだから。

三兄妹の行く末は、どうなる？
ツラいシーンが多いけど
続きが気になってしまった。

施設にいったん預けられてるあいだの方が、
暮らしに不自由がないというのも皮肉。
たまにではあるが、父親にも会えていた。

それが…
父親とまた暮らせるようになった再婚後、
三兄妹にとっては地獄になってしまった。

by ツツピィー
- 5