仙夏さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全28件
  1. 妻が口をきいてくれません

    010話

    19.妻の回顧「あの日」/特別編

    評価:5.000 5.0

    結婚したての昔の男って、おそらく大なり小なり皆一様に勘違い夫の時期ってありますよね。

    なんか、その家庭の大黒柱になった感?家長になった感?がそう勘違い野郎にさせてしまうのか不明ですが、温和で明るく朗らかな偏見の極めて少ないうちの父も、星一徹みたいなちゃぶ台返しを一度だけした事があり今でも目に焼き付いてます。
    その人柄からはとても意外だったもので…。

    それは忘れもしない、母が、私達小学1〜2年生の児童に出したのと同じマルシンハンバーグを(父には2個でしたが)おかずとして父にも料理提供したからです。

    優しい父がマジで怒った顔で「仕事から帰ってきてこんなもんが食えるか!」って。

    なんでも美味しい美味しいと感謝して食べる父がとっても怒ったので私も弟も凍りつきました。
    あの鬼のような怖い母が素直にごめんなさいと謝りひっくり返ったおかずをかたしてました。びっくりするような光景です。

    私が結婚したての時も私の夫も、今から振り返るとかなりな勘違い野郎でした。
    ダメ出しするのが夫の仕事だと思っちゃったのか、偉そうになんにでもダメ出ししてました。
    今では死語かもですが、女房教育をするのもそこの主の大事な仕事と母親から思い込まされていたのか、合格ラインは、母親と全く同じなら「うん、これはうまい。お袋とそっくりな同じ味だよ〜」とニコニコでした。

    いや…ひじきの入ってた袋の裏側に書いてあったレシピを忠実に守って作ったんだけどなぁ…、じゃあお義母さんも袋の裏側見て作って貴方を育てたのね…って思ったけど。

    誰かと比べられてその人に似てるから旨いって言われても全く褒め言葉に感じられなかった。
    おまえのお袋が世界で一番料理上手ってわけでもないだろうに…そいつと一緒でも嬉しくないやと。

    男って平気で無神経に失礼なこと言うんですよね。傷つけてる事をわかってないから、話し合ってもまるでダメ。宇宙人と話し合ってるみたいに言葉通じないんだよね。

    あ、今は違いますよ。
    夫婦になって26年。色んなバトルがあり、今は、互いの言われたら悲しくなる事や、心の痛みがどこにあるかとか、知ってるので。

    それに、世の中で最もおざなりにしてはならないのは、互いの連れ合いだと痛いほどわかったので。

    最後に残るのは夫婦なので。
    親は先に死ぬし、子は巣立つ。
    友達だってライフステージの変化と共に入れ替わる

    • 15
  2. 日本の貧困女子

    020話

    case3 美幸

    評価:5.000 5.0

    いい話だった。
    特に20話目がとても救われた。
    また溜まった頃に読みたい。
    最初の章と次の章、まるで私が生育過程で毒母から受けてきた待遇でした。
    6/20から、母と娘の関係に整理をつけたくてカウンセリングに通い出しました。
    昔を思い出し思い出し話すんですが、受けてきたことをどう言語に翻訳したらいいのかに時間がかかっていました。

    こちらの20話まで読んでく中で、カウンセラーに伝える表現が見つかりました。

    今日、通院日なので伝えてみます。やっと伝わりそうで報われる予感。

    • 1
  3. 不浄を拭うひと

    011話

    不浄を拭うひと(11)

    評価:5.000 5.0

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    月日じゃないんだなぁ。
    どれたけ長くいたかじゃないんだなぁ、人と人の関係って…と感動しました。
    心に傷を負ってる子は、もうあと一回でも相手から嫌われたらきっと生きていけないんだ…と思いました。(私自身も 不安定で幼弱性の強い母親からの、不適切な関わりによる経験者)

    話は変わるが
    私はゆうべ、36歳になる娘から八つ当たりの電話を受けました。
    夫の連れ子で、現在は2児の母やってます。
    私がこの子と暮らしたのは小3〜高1までの僅か7年間でした。高1の修了式の日に、生母の所に家出されたまま10年間会ってませんでした。
    この子の下の姉妹のお陰で10年ぶりに再会。いい関係が続いてると自負していたんだけど、時折、酒に溺れて暴言の電話が。

    もうこの子の生母は5年前に病死してるのに、まだまだこの子とは仲良くなれなくて覚えのない苦情の電話に心の栄養を一気に壊されてます。

    活発すぎる上と下に挟まれた真ん中の子なのでついつい我慢を強いられて生育過程を過ごしてきたようで、この年になっても生育過程で報われなかった思いを飲んで思い出しては(もう生母はいないので)私に当たってきます。

    これも彼女なりの甘え(誰かに受け止めてほしい)なのだなぁと空想しつつ、受け止めきれなくて実は持て余してる57歳の現在の私も認知しています。

    この画中に出てくる継父は愛がありますね。頭が下がります。
    そして今回のストーリー。いっつも折れっぱなしの私の心にも一筋の光を指してくれました。ありがとう。

    • 5
  4. 不浄を拭うひと

    008話

    不浄を拭うひと(8)

    評価:5.000 5.0

    嫌ですね…。下心があって呼びつける友人。それ知るまでの肯定的な気持ちから、それ知った途端の気分の落ち込みの落差が…。

    それとは別に、もしもこの先 年上の夫が先立ち、私の一人暮らしが始まったら、孤独死も勘定に入れてお金残しておかないと娘たちに金銭の迷惑をかけますね。

    最後は長い入院生活の末に死ぬのも不自由そうで苦痛そうだけど、
    独居の部屋で一人死ぬのも怖いわ…。毎日 些細な事を交わし合う友人を隣近所に持っておこう。

    そう思った。

    • 2
  5. 東京貧困女子。

    008話

    第四話 女子大生・菅野舞①

    評価:5.000 5.0

    ほんとヒゲ痛い。わかる。
    それと見るからにモテるわけがない!とわかるイデタチの気持ち悪いおっさん。
    プレイ痛いよね。
    実際の彼女に「痛い!」って嫌われた経験皆無なんだろうからわからないんだよね。むかつく。

    • 3
  6. 夫の扶養からぬけだしたい

    002話

    第2話 それぞれの事情/第3話 ああ、収入/第4話 仕事に専念できる立場

    評価:5.000 5.0

    こういう問題に直面する度に、“やっぱりある年齢までは稼ぎ役と家庭を守る事に専念する役とふたてに分かれて駆け抜ける”べきなのか、悩んできました。
    結婚から10年の間は、気を抜くと会社が維持できない(金銭的にどんどん案件をとって従業員に振らないと給料を払えない)、一方、家庭の方は私ひとり対一番学校行事の多い年齢の子3人&夫のデカイ作業着などの洗濯を朝からやってやっと夕方に洗濯回し終わるなどの大量家事そして本当だったらそれぞれの子供にカウンセリングが必要だった細心の注意を払わなければならなかったセンシティブな子育てや、担任の教師からの雨あられのような呼び出しや苦情応対などなど。
    やはりある程度 子供が大きくなるまでは夫は職場で私は家庭でそれぞれが戦争のような怒涛ぶりだから、分業がうってつけだったのかな…。
    じゃないとこうやって乗り越えてこれなかったのかな…。今でも答えがわからない。

    • 0
  7. 夫の扶養からぬけだしたい

    001話

    はじめに/第1話 考えのすれ違い

    評価:5.000 5.0

    私、25年前、33歳でいきなり3児の母になりました。
    10歳、9歳、4歳のお母さんになり、やり始めてみたら何もかもが想像のはるか上のできごとばかりで毎日毎日ヘトヘトでした。
    心が広く落ち着いていて優しいと思えた夫だったので、急に大きい子達のお母さんになると決心がついた結婚のスタートでしたが、ほんとにこの漫画どおりで読んでてびっくり。
    「なんていうのかな…おまえはお母さんとしておかしい。普通のお母さんなら◯☓△………。」そんな言葉が彼の口から飛び出した時には、心も体もフリーズしてしまい思考停止になったものでした。
    ただ、助けてほしいと助けを求めただけなのに…。
    家事育児が初めての事だらけで1日終わらない、手伝ってほしい、実際に物理的に家事や育児をしなくてもいいから私の心を支えてほしいと言ってるのに、その時の彼の反応は決まって「俺、世間の、普通の旦那さんより稼いてるよね」。
    お金じゃないんだよ…。そして完璧にできない辛さや、1日に一日の事が終わりきれない辛さを漏らしてるのに、どうやら夫には、稼ぎの額の非難をされてるように脳内ですり替わるらしくて、まるで宇宙人と話してるような孤独感でした。

    • 0
  8. ワタシってサバサバしてるから

    022話

    第6話-2 社史編纂室編

    評価:5.000 5.0

    そう思ってるのは自分だけじゃないですかね

    っていい指摘言葉!
    うぬぼれてて自分だけがえらいと思い込んでる長年の同僚にこの切り返しをできればよかった…。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ちょー笑けた!!
    最近、実家の母とは後味の悪いトラブルはあるわ、父は予定してた開腹手術が4度も延期してて命の危険が出て心配になってきたわ、
    自宅の介護老犬は心臓発作で死にそうになっていたたまれないわ、心が磨り減って心が鉛のように重くつらかったのですが、久しぶりに腹筋が痛くなるほど大笑いできました。
    笑う事って大切。だってお腹空いてきたもの。
    作者さん、ありがとう。
    食べられる事ができたらきっと眠れそう。

    • 6