5.0
儚い
共に人生を歩める理想の男性を追い求める雪は、現代版の雪女?信じる=何でも許すということでもないし、理想を追い求めて生きるって難しいね。
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7930位 ?
共に人生を歩める理想の男性を追い求める雪は、現代版の雪女?信じる=何でも許すということでもないし、理想を追い求めて生きるって難しいね。
オムニバス形式でいつの間にか話が変わってる…とおもいきや、act4で大学生になったマヤとカンナが再び登場して面白くなってきました。
胸が痛くなるはじまりかたでした。描写が残酷な感じもしますが、世の中には罰を受けるべき人間というのがいて。これもありかなと思う。
テンポが良くて面白い。他人事と突き放す弁護士の言葉に(え…)っておもうと必ず、パラリーガルの突っ込みが入るし。相談者に感情移入しすぎることなく、客観的に仕事をするのもリアルでいいんじゃないかな。
中学三年からやりなおせるなら、無理して親とうまくやろうとか無駄な労力を使わず、自立する準備を着々とすすめるなー。
「わたしってサバサバしてるから」は、共感しづらくてモヤっとしてしまい、読むのをやめてしまいましたが、こちらは続けて読めそうな面白さがあります。
足が悪くて身のまわりのこともままならず、心を開ける人もいない。口が悪いのは感情表現が不器用なのかなとおもうと、嫌いになれなくて読み進めています。
サバサバでも天然でも、自分から言う人というのは大抵そうでもないし、そう信じこんでいる分、扱いづらいし苦手だな。
20年前って、自分にとっては思い出すこともないくらい昔の話でも、生まれた子供が成人するまでの人生が詰まってる時間だからなー。
学生時代、表面上は単純でなんでもないフリしながら、心の中ではあれこれ考えてたよなーとか、思い出しながら読んじゃう。
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雪女幻想