tinyなピーラーさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全26件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    とにかく!!美しい!!ネタバレ有!

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    血の繋がりはなくても、自分を我が子のように育ててくれた家族達とつつましくも平和に暮らしていたステラは、命じられて怪物の花嫁として王宮に召し上げられ、そこで「怪物」ラビと運命的な出会いを果たします。

    ラビは800年前に、当時の国王であった実の父親によって乙女の生き血をむさぼる吸血鬼にされ、以来、誰とも心を通わせる事なく、孤独と絶望に苛まれて生きてきました。
    そんな彼の前に現れたステラという少女は、とにかく、破天荒なまでに明るく前向きで、生きることに倦み疲れていたラビの心を、ゆっくりと溶かしていきます。
    やがて、彼の心の中には、恋情という名のステラへの執着が生まれ始めていくのでした……

    もう、この作品は序盤から美しいわ色っぽいわ、風景からドレス、小物の細部まで繊細やらで、私の心をズキューン!と撃ち抜いてくれました。これは名作の匂いがするでぇ…!
    主人公のラビ様もとんでもなく素敵なんですけど、当て馬候補(言い方よ…)のエリオス王太子殿下ももう、とてつもなくカッコいいのです!タラシだけど!笑
    ステラを連れ出そうとするエリオスから彼女を取り戻したラビ様の目つきが、読んでるだけでもゾワッとくるくらい迫力と色気があり、悶絶必至です。

    それに何と言っても、ヒロインのステラちゃんがもう…もう、良い子で…!健気で!可愛くて!オバちゃん飴ちゃんあげたるわ、って言いたくなるくらいの天使な女の子なのです。
    ラビに吸血されても命を落とす事なく、ちょっとムラッとくるだけで済んでいるのは、ステラ自身も知らない秘密がありそう。
    ラビはなぜ父親からそんな酷い仕打ちを受けねばならなかったのか。ステラはなぜ血を吸われても無事なのか。
    王室はなぜ、そんな危険なラビを始末もせずに800年も隠し続けるのか。
    その謎解きもですが、ラビ、ステラ、そしてエリオスの三角関係も非常に気になる。

    美しくて危険で、繊細でなまめかしい恋のお話。
    最後まで、じっくりと堪能したいと思います。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    気になるところでっ…!待て次回!!

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    偽物の皇女であるエレノア(エリー)は、和平のために敵国であるヴェルト帝国に単身、嫁ぐことになります。
    どうでもいいけどこの二国間の戦争の名前が皇帝戦争て……ちょっとダs…あ、いえ、もうちょっとなんとかならないものか。
    さておき、彼女には皇族であれば当然持つべき奇跡の力(ヴェルトのみなさんも奇跡の力ってなんやねん、とビビり散らかしてるくらいの有名な能力のようです)がありません。ニセモノだから。
    それがバレれば命は危ういのですが、それを踏まえた上で政略結婚に向かうエリーの健気さに泣けます。
    当然、嫁ぎ先は今までドンパチやらかしてた相手なので、まったく友好的ではありません。もう、ヒエッヒエです。しかも騎士の1人に舌打ちまでされとる。オマエ顔覚えたぞ(怒)
    が、意外にも結婚相手のヘルディオットは物腰やわらかく、優しい態度でエリーを迎えます。しかもイケメン。これはできる夫!

    本物の皇女ではない、バレたら大変、とおののくエリーですが、実はこのできる夫(もうええて)のヘルディオットにもある秘密があります。
    それが何なのか。果たして、この2人の結婚の行方はいかに?!
    てとこで最新話まで読みたどりつきました。これは面白い。これは気になる。またええとこで焦らしますな!

    ほわほわ侍女コンビとか、ツンデレ弟くんとか、曲者っぽい騎士団長とか出てきて、私は面白いと思いました。次も課金決定です。
    で、あの舌打ちしてきたムカつく騎士はいっぺん、コテンパンにされて欲しい。顔覚えたからな(再度怒り)名前は忘れたけど!

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    契約婚…フリですよね?

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    某国の皇女、エリザベータは、亡き弟である最後の皇帝アンドレイとの約束を果たすため、なんとしても生き残る決意をします。
    その為に、後継を作る事を命じられていた敵国の大公、レゼットとの契約結婚に臨む、という始まりです。

    現代のド庶民である自分には、高貴な方の結婚事情というものには詳しくなく、ましてや政略のための結びつきなんて言われてもはて???としか言いようがないのですが、これまでいくつものこの手の漫画を読み漁ってきて言えることは、
    「契約結婚なんて言うたかてアンタ、ひと月もすれば溺愛になるやんけ」
    です。

    契約とか言いながら、本当にすぐデレますよね特に男の方…最後までビジネスライクに徹したカップル、見たことないんですけど。アレですかね、これは契約!愛はない!っての、なんかのフリですかね?もはや押すなよ?押すなよ?な某お笑いトリオの残像まで見えてきます。

    この話のエリザベータとレゼットも、初見の頃は相手を窺い、本音を隠し駆け引きをし、手探りで関係を進めていくんですけど、いつかラブラブになるとは分かっていても、初めの頃の冷ややかさや素っ気のなさには辛いものがある。
    そこを乗り越えて本物の夫婦になる、ってとこが、この手の契約婚モノの醍醐味なのかもしれません。

    まだ読み始めですが、パーティーバージョンのレゼットのオールバックも良いですが、寝室バージョンの髪を下ろしたとかの方がセクシーで個人的にはこっちが好きです。
    エリザベータも、芯は強いもののふんわり美女で、たまに胸の谷間チラリズムなとこは同性でもふぉぉたまらん!となります。かわゆい。レゼットもそうだろうと思います。無骨な軍人なので表情筋はあまり生きてなくてあまり雄弁に気持ちは語ってくれませんが、谷間には弱いはず。てか、弱くあってくれ。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

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    故郷を守るため、政略結婚をしたルイーゼ姫がとにかく美しくて儚げで、読むだけで眼福です。
    虐げてくる義母や浮気しまくる屑夫もテンプレかよといった具合で酷い目に遭わせてくるんですが、そんな彼女に新たな恋の兆しが……というのが導入。
    実際、夫の腹違いの弟なんかと恋に落ちなくても…そんなめんどくさい相手を何故に選ぶ?と冷静なツッコミをするのは野暮です。なんせ、めちゃくちゃ男前なのでそんなのどうでもいいのです。男前万歳。

    まだ序盤なんですけど、賭けてもいい、この浮気ざんまいのポンコツ男、いざルイーゼがよそに目を向けるとめちゃくちゃ嫉妬してきます。絶対。
    こういうアホ男は自分は良くても相手には浮気を許さない、という不思議な法則があるのです。
    そして多分この夫はタ◯無しだと思われます。そら子どもも出来んわ。

    • 9
  5. 評価:5.000 5.0

    とにかく、訳した方最高

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    戦争の捕虜として引っ立てられたヒロイン、エルインは死の間際に発動した魔法によって自分の命を奪おうとした公爵、ロアンと恋に落ちます。
    他国にまで名を轟かせる戦争狂、血に飢えた冷血公爵…そんな前評判を覆すようなロアンの溺愛ぶりに、エルインは戸惑いつつも次第に馴染んでいきます。
    それと比例して、だんだん、ロアンにかかっていた魔法の効力が弱まってきて…という、今までありそうでなかった展開についつい、課金して読み進めていました。

    結論から言うと、課金して大正解の話です。
    話の雰囲気は割と軽めで、ところどころギャグテイストをぶっ込んでくるんですけど、読んでいくと良い意味で裏切られます。最後の方めちゃくちゃ泣きました。
    他の方が詳しくあらすじ書いてくれてると思うので省きますけど、わたしは、個人的に、この漫画を訳した方ありがとう!!!と声を大にして言いたい。

    韓国や中国のいわゆるウェブトーンのたぐいって、日本語の訳がヘンテコだと一気に萎えたりしませんか?わたしはなる。大いになる。ヘナヘナに萎えます。
    だけどこの作品、絶妙に、痒いとこに手が届くような、良い訳してくれてるんです。
    まずは、ロアンの一人称。
    「余」なんですよ余!シブい!そしていかつい!笑
    最初笑っちゃったんですけど、だんだん、この男には余しか合わん!と思えるように。
    そして何より一番は、恥じらうエルインの
    「やあぁぁぁん!!」
    これ、こういう訳してくれた方、全身で褒め称えたい。
    ぱっと見、あざとくて嫌な感じがするやぁぁん!なんですけど、エルインがしてると、なんかこう、そこはかとなくダメダメ感というか、ポンコツな空気が出てて凄い良いんです。この世でこんな情けない声出して許せるのエルインしかいない!と自分は信じてます。

    外伝が40話くらいあるんですけど、実はこの外伝こそがこの作品の肝というか、屋台骨みたいなとこがあるんですよね。ここを省くとイマイチ良さが伝わらないので、ぜひ、外伝まで読み進めてください。
    そして、愛すべきポンコツヒロイン、エルインの
    やああぁぁんん!!
    を心ゆくまで堪能してください!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    本当に素敵【ネタバレあり】

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    夫に離縁を切り出された王太子妃の、新しい生活と出会いの物語。

    もう興味がない、なんて酷い言葉なんですけど、読み進めていくと元夫であるカロルの言い分というか、苦しい本音も見えてきます。
    精霊の加護に国力を左右される、という物語の設定から、何の力もないヒロインのヴェラから作物の実りを約束する夏の加護を受けた女性を伴侶に乗り換えるという判断は、王太子としては間違ってないのかもしれません。
    ただ、この後釜さん、加護はあっても他の能力、たとえば妃としての心構えとか、人に対する接し方、他国の王族とのコミュニケーションスキルとか、全く足りてない。妃教育もはかどらず、それを指摘すればメソメソ泣くヘタレなわけです。ゲンナリするカロルさんですけど、自業自得なんでまったく同情はできない。

    で、王宮から追い出されたヒロイン、ヴェラの新生活は、粗末ながら心満たされる穏やかなものでした。
    そこで彼女は、カロルの実兄で元王太子だったアランと出会います。

    アランは冬の加護を受けた人物です。
    彼が触れるもの、それはたとえ人間であっても即座に凍ってしまうため、彼は王宮を離れ、ヴェラが暮らす片田舎の領地に引きこもっていたのでした。
    夫にもういらないと捨てられたヴェラと、望まぬ力のために王太子の地位を捨てざるを得なかったアラン。
    2人は似たような境遇であることから、自然に仲良くなります。

    不思議とアランの冬の力が、ヴェラにはあまり効かないんですよね。彼女が編んだ膝掛けが、帰宅してもずっとあたたかかった、と喜ぶアランを見るとなんだか切なくなります。眠る時も何をしていてもいつも冷たかった体が、ヴェラの膝掛けのぬくもりに癒されたんだろうな、と。
    この漫画、特に説明っぽいセリフがないんですよね。人物の仕草、表情で見る人の心に伝えてくる。ホント、繊細で素敵な話運びなんです。

    読んでいくと何となく、ヴェラにも何らかの能力があるのが窺えます。全てのものを凍らせてしまうアランが誤って彼女に触れてしまっても凍りませんでしたし。
    能力発現して以来、初めて、他人の肌に触れることができたアランの涙のシーンは、こちらも目が潤みました。

    派手なシーンはないのに、心に激しく熱いものを伝えてくる、そんな名作だと思います。本当にお勧めです。

    • 3
  7. 評価:3.000 3.0

    惜しい、惜しすぎる…

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    金銭的な理由から、婚約者を格下である男爵家の令嬢ディアナに奪われたエステルが、王太子であるアーレクインに見そめられて一発逆転、玉の輿に乗る!
    みたいな話かと思って読み始めました。

    玉の輿といえばそうなんですが、純粋に惚れたわけではなく、エステルの持つ他人のマナを見ることができるという特殊能力を利用しようという王子のこすい計算から始まった婚約話です。
    どうでもいいけどホント、この手の話にはよく「マナ」が出てきますよね。マナってなんやねんといつも思ってますが、このマナ、オーラ、そしてソードマスターを、私は異世界3点セットと呼んでます。統計取ってないけど、異世界モノの8割にはこの3点セット出てくる気がします。知らんけど。

    継母や腹違いの弟、政敵から身を守るためにエステルを利用したろ、な計算高いアークレインですが、エステルを翻弄するうわべの顔と、次第に彼女に惹かれ始める素の部分のバランスが、個人的にはなかなか良い配分でした。簡単にデレてもつまらない、けど打算だけでも心寂しい。そんなワガママ読者な気持ちを、いい感じにいなしてくれるアーク殿下、なかなか良い腕をお持ちかと思われます。
    様々な試練をかいくぐり、ちょっかいを出してくる元婚約者一味をちぎっては投げ、2人は順調に愛を育んでいきます………
    いくんですけど、あれ、なんか中途半端なとこで終わってもうとるやん…またかいな!!!!
    ってとこで星3です。
    絵も可愛いし、途中までなかなか話もいい感じに展開してたのに、ホント、残念です……
    作者さまにも、頑張ってマナ総動員で、最後まで仕上げていただきたかった…

    • 13
  8. 評価:1.000 1.0

    読むのがキツい…(絵的に)

    妾腹として生まれ、寄る辺のない薄幸の姫君が、困難を乗り越えて愛する人と幸せになるお話。
    ストーリーは悪くないのですが…
    すいません、どストレートに言うと絵が下手くそすぎる。
    表情が固くワンパターンでメリハリがない。
    体つきもマネキンか人体模型みたいで肉感がなく、立体感がないせいかペラッペラに見えます。
    もはや読むのが苦痛なレベル。お金を払ってまで読む気にはなれませんでした。

    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    号泣です

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    以前から広告で流れていて、気になっていたものの、試し読みの時に死に戻る前にはめちゃくちゃ溺愛してくれていた恋人ヴィンセントが再会時にはとてつもない塩対応(記憶ないんで仕方ないけど)だったのを見て、辛い展開なら読むのやめようと思って読まなかったです。私のバカ。辛いどころかめちゃ甘ですこの漫画。
    17歳の春嵐の日、突然この世を去ったヴィンセントとオリアナの、お互いを想い合う恋の心の糸が織りなす素敵な物語です。

    この作品、主役2人は言わずもがな、脇役たちも素晴らしいんですよね。
    砂漠の国からやってきたお姫様のヤナとその護衛のアズラク、やかましい3人娘ハイデマリー、エッダ、コンスタンツェ、万年童て…女子に免疫のないルシアンと飄々として掴みどころのないカイ。
    主役たちを彩るキャラクターが、みんなめちゃくちゃ可愛くて良いのです。
    そして何より、ヴィンセントとオリアナに深く関わるミゲルがもう……読み進めていくと、そういうことかー!!!と絶句するくらいすごい。語彙力抜け落ちるくらいすごい。これ以上書くと完全にネタバレになるので控えますが、この作品の1番のキーパーソンはミゲルです。

    原作を2日かけて読んだのですが、もう、すごく良かった。泣けたし笑えたしドキドキしたし、本当に素敵な気持ちになれた。
    ここ最近でのイチオシです。すごい!

    • 6
  10. 評価:3.000 3.0

    面白いんだけど…

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    賭博中毒の父親のせいで一家離散、没落に貧困、そしてトドメに男に騙されて若くして死去という不幸の末にタイムリープして生き返ったデイジーの生き直しの物語です。
    過去に経験した失敗や後悔を一つ一つリカバリーしていくのですが、それがどれもこれもきちんとパズルのピースを当てはめるように華麗に回収されていて爽快感はあります。
    父親の借金の取り立てに来た公爵(てか、お貴族さま自ら取り立てに来る?そんなのってアリ?な無理矢理な展開も沢山あるのですが、面白いのでまあ自分には許容範囲でした)に過去の教訓を生かして契約結婚に持ち込み、ビジネスも成功させ、全てが上手くいくハッピー展開です。
    その中ではたくさんのピンチもあったりするんですが、本人の才覚や運にも恵まれ、その上結婚相手のキリアンとも相思相愛になれて全てが上手くいくハッピー以下略

    いつも思うんですけど、契約結婚って言う割には、簡単に相手が惚れてくれるの何なんでしょうかね…私も契約結婚しようかな………

    面白いには面白いんですが、何となく、旨みが足りないと言うか心の奥底にズガーンと来るものがないと言うか、上っ面だけ撫でて凝りの芯まで揉みほぐしてくれない整体みたいな感じの作品でした。
    あと、絵が変わったのが個人的にダメでした。絵柄変わっちゃうと読む楽しみが半減するんですよね…この作品に限らずなんですけど。

    • 204

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