アレルギーがどれだけ辛いか、子どもを守りたい母親の気持ちがどれ程強固か、分からないと理解し辛いかも。痒いのも辛いが症状は多岐にわたり、それだけじゃないんだよ。呼吸すら辛い人もいます。
でもモヤモヤする部分は沢山ある。いずれお別れする事はいくら聞いていたとしても幼い子どもの感情としてはどのみち納得いかないだろうが、赤ちゃんが出来たとわかった段階から、生後アレルギーがあることが判明すれば飼えなくなる事をきよし君に良く説明していたのか?玄関ドアを開けて逃がそうと考える位の子ならある程度は理解できるはずです。認識が甘いと思うが、世の中多くはこんなもんなんだろうね。
赤ちゃんのいるお家ではすぐには動けなかったりなど難しい事も多いがあれだけの広さの家ならばせめてもう少し隔離対応を出来なかったのか?(仕事道具の保管などで意外と難しいのかな?)隔離したとしても衣服に毛や上皮が付いて重度ならば結局大した効果は望めないだろうが、りく君用にきよし君がもっと小さい頃のベビーフェンス等は使えなかったのか?(これももうきよし君が老犬抱いて突破できる年齢?)等色々気になります。その辺りまで含めて丁寧に描いてほしかったです。
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不浄を拭うひと(分冊版)
077話
不浄を拭うひと(77)